会費制結婚パーティーとは?4つのメリット!ゲストの会費負担を抑える
2023.07.04
会費制結婚パーティはゲストからご祝儀をいただく代わりに、一定の会費を払ってもらう形式の結婚パーティーです。
「結婚パーティーでご祝儀をもらうけど、あんまりみんなに負担をかけたくないなぁ」
そんなときは「会費制結婚パーティー」を検討してはどうでしょうか?
会費はご祝儀の相場より低く設定できるため、ゲストの負担が少ないのが特徴。
また、あらかじめ結婚パーティーの収支がわかるため計画が立てやすく、新郎新婦の自己負担額を工夫次第では抑えられることもメリットのひとつです。
ここでは、結婚式撮影10数年、1000組以上の結婚式、1.5次会、二次会の撮影をしてきたプロカメラマンのmotofotoが、会費制結婚パーティーについて徹底解説していきます!
会費制結婚パーティーとは?
「会費制結婚パーティー」はあまり聞きなれないかもしれませんが、決まった金額を会費としてゲストに出してもらう結婚パーティーのことです。
ほとんどの結婚パーティーはご祝儀の金額をゲストが考えて出す形式ですが、会費制であれば、ゲストは金額を考える必要がなく負担が軽く済みます。
地域によって会費制結婚パーティーが多いか、ご祝儀制の結婚パーティーが多いか分かれます。
ほとんどの地域では、まだご祝儀制の結婚パーティーが多いようですが、北海道や東北地方の一部では半分以上が会費制の結婚パーティーが行われています。
会費制結婚パーティーは披露宴のような格式ばったパーティーから二次会のようなカジュアルな雰囲気のパーティーまで、新郎新婦が望む形式でできるのが特徴です。
また1.5次会というのも最近増えていますね。
1.5次会に関しては、以下の記事にわかりやすく記載しています!
詳しくはこちら:『結婚式の楽しさを倍増させる新しいスタイル!1.5次会とは?』
これらは今後、少しずつですが会費制結婚パーティーが増えてくるのではないでしょうか?
それでは、会費制結婚パーティーのメリットを見ていきましょう!
会費制結婚パーティーのメリット4つ
メリット①ゲストの金銭的負担を減らすことができる!
会費制結婚パーティーの会費の相場は1万~2万円です。
一般的なご祝儀は友人や会社の同僚が3万円、親族だと3万~10万円が相場と言われています。
大きな結婚式場を借りて行うご祝儀制の結婚パーティーと異なり、会費制結婚パーティーはコース料理や引き出物を用意する手間も少なく、費用を抑えることができるので圧倒的にゲストの負担を減らすことができますね!
メリット②ゲストをご祝儀の金額で迷わせない!
ご祝儀は相場があるとはいえ、いくらにすればいいか迷うもの。
「一般的な相場でよいかな?」
「仲がいいから多くすべきかな?」
「ご祝儀が高すぎたり、低すぎたりして浮いてしまうんじゃないだろうか?」
と悩みはつきません。
しかし、会費制ならあらかじめ金額が決まっているのでゲストを悩ますことはありません。
ゲストには会費制だからご祝儀はいらないことをしっかり伝えましょう!
メリット③結婚パーティー費用の予算を事前に把握できる!
ご祝儀制の結婚パーティーはゲストそれぞれの金額を把握するのが難しく、自己負担額がいくらになるのかが分かりません。
一方、会費制であれば「会費×ゲストの人数」で収入が把握できるので自己負担額がいくらになるか事前に把握できて計画が立てやすいですよね!
メリット④結婚パーティーのスタイルが自由に決められる!
会費制結婚パーティーでは、自己負担額とゲストからの会費を上手に使って、フォーマルな形式からカジュアルな形式まで自由に選ぶことができます。
ご祝儀制だと二次会のようなカジュアルなパーティーはしにくいので、友人主体の肩ひじ張らないパーティーを考えている新郎新婦にはピッタリですね!
こんなメリットの多い会費制結婚パーティーですが、デメリットもあります。
注意すべき点を見ていきましょう。
会費制結婚パーティーのデメリット4つ
デメリット①親族や上司などの理解を得るのが難しい場合がある!
親世代や親族、目上の上司には従来の一般的な結婚パーティーのほうが格式が高いと考える人が多いです。
なぜ会費制結婚パーティーにするのか、会費制結婚パーティーのメリットは何か、どんな雰囲気の結婚パーティーなのかを丁寧に説明して理解を求めなければいけません。
デメリット②ゲストを悩ます場合がある!
「本当にご祝儀はいらないのか」
「どんな服装でいけばいいのか」
ご祝儀制の結婚パーティーがまだまだ一般的なので、このような悩みをゲストが持ってしまうと思います。
案内の際に、ご祝儀は不要であること、ドレスコードはこういう感じで、ということを丁寧に案内するようにしましょう。
デメリット③会費を安くし過ぎるとゲストに満足してもらえないことも!
ゲストの負担を軽くできるのが、会費制結婚パーティーのメリットのひとつですが、逆に会費を低くし過ぎるとゲストに満足してもらえないというジレンマもあります。
会費を抑えるためには、会場や料理の金額を低くする必要があります。
結果、ゲストの人数に対して会場が狭く感じたり、料理の質やボリュームに満足してもらえず、ゲストの満足度を下げてしまいます。
結婚パーティーの質と会費のバランスをしっかり考える必要がありますね。
デメリット④自己負担額が高くなる可能性がある!
結婚パーティーにどこまでこだわるかによって自己負担金が変わってきます。
結婚パーティーの会場費用、装飾や衣装代金はもちろん新郎新婦の負担金です。
こだわらないのであれば自己負担額が減ることになりますが、せっかくの記念の結婚パーティーに物足りなさを感じますね。
逆に、こだわって際限なく盛り込むと自己負担額が増えます。
その分を会費に上乗せしてはゲストの負担が増えてしまい、おススメできません。
自分たちがどんなパーティーにしたいのか、どこにこだわりたいのか、メリハリをつけて考えることが大切ですね。
次に、どんな人が会費制結婚パーティーに向いているかを考えてみましょう。
会費制結婚パーティーが向いている人とは?
国内または海外のリゾート地で挙式を行ったふたりに会費制結婚パーティーは向いています。
挙式には新郎新婦のふたり、もしくは親族だけで行っていることが多いので、挙式とは別にお披露目を行う目的で会費制結婚パーティーを開くのが適しています。
また、カジュアルで自由度の高い結婚パーティーを開きたいというふたりにも向いていますね。
そして、多くのゲストを呼びたい、ゲストの負担を減らしたいと望んでいるふたりにも向いています。
しかし、結婚パーティーの準備を楽しみたい、格式を重視したい、しっかりとしたおもてなしをしたいというふたりには向いていません。
まとめ
会費制結婚パーティーはまだまだ広く浸透していません。
しかし、ゲストの負担をできるだけ軽くする、結婚パーティーのスタイルを自由に決められるなど、会費制結婚パーティーにはメリットがたくさんあります。
反面、デメリットもあるので、メリデメを見極めて自分たちにあった形の結婚パーティーを開いてくださいね。
「どちらが私たちに合っているだろう?」と悩んだときは、1000組以上の結婚パーティーや1.5次会、二次会の撮影をしてきたプロカメラマン「motofoto」が相談にのりますよ!
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