1.5次会の雰囲気はどんな感じにする?理想のパーティを作るポイントと注意点
2024.05.26
カジュアルなお披露目パーティをしたい方や、費用の負担を抑えたい方など、さまざまな理由から披露宴ではなく1.5次会を行いたいと考える新郎新婦様はたくさんいます。
1.5次会は、披露宴と二次会の中間の位置づけで、パーティの雰囲気や内容を自由に作ることができると人気のスタイルです。
しかし、自由なスタイルだからこそ、どのような雰囲気にしたらいいか悩みますよね。
そこで今回は、1.5次会の雰囲気を決めるポイントや、パーティを成功させるための注意点について解説していきます。
ふたりの理想の1.5次会を開催できるように、イメージづくりから始めていきましょう。
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
1.5次会の雰囲気は?披露宴や二次会との違い
1.5次会は、披露宴ほどかしこまらずに二次会ほどカジュアル過ぎない、ふたつの中間にあたる結婚披露パーティのスタイルで、次のような考えの新郎新婦に人気があります。
・海外挙式の後にお披露目パーティをしたい
・結婚式は挙げないけれど、感謝の気持ちを伝える場は設けたい
・堅苦しいのは苦手
・友人中心のカジュアルなパーティにしたい
・費用をなるべく抑えたい
1.5次会の雰囲気は、かしこまらずにリラックスした雰囲気にすることが多いですが、決まったやり方がないので自由なスタイルが取り入れられるのも特徴です。
そのため、1.5次会を行う場合は、新郎新婦がどのような雰囲気にしたいかをしっかり考えることが必要になります。
1.5次会の雰囲気を決める5つのポイント
1.5次会の雰囲気を決めるポイントには、次の5つが挙げられます。
・ゲストの顔ぶれ
・会場の雰囲気
・料理の提供スタイル
・ゲストの費用
・進行や演出
それぞれ順番に解説していきます。
ゲストの顔ぶれ
ゲストの顔ぶれをどうするかは、1.5次会の雰囲気を決めるうえで重要なポイントです。まずは招待したいゲストをリストアップしてみましょう。
傾向としては、親族や会社の上司など目上の方が多い場合は披露宴に近いかしこまった雰囲気に、友人中心の場合は二次会に近いカジュアルな雰囲気にすることが多いです。
1.5次会は、新郎新婦のお披露目だけでなく、お祝いしてくれるゲストをおもてなしする場でもあるので、誰もが楽しめるような雰囲気にすることが大切になります。
会場の雰囲気
1.5次会を開催する会場は、ホテルや専門式場、ゲストハウス、レストランなど様々です。
ホテルは格式があり質の高いサービスが期待できるため、親族や目上の方が多く、かしこまった雰囲気にしたい方におすすめです。大小さまざまなタイプの会場から、人数に合わせた広さを選ぶこともできます。
専門式場やゲストハウスは結婚式を行うための設備が整っているため、いろいろな演出を取り入れたい方に向いているでしょう。
周りを気にせずにプライベート感を大切にしたいなら、貸切できる会場がおすすめです。テラスやガーデン付きの会場なら、開放感のある1.5次会を楽しめます。
レストランやカフェは、料理にこだわりたい方におすすめです。高級感のあるレストランやカジュアルなカフェなど、お店の雰囲気がそのまま1.5次会の雰囲気にもなります。
ほかにも、キャンプ場や公園など、場所にこだわるのもありです。1.5次会を行う場所に決まりはないので、自分たちらしさを出せる会場選びが雰囲気づくりのポイントになります。
料理の提供スタイル
料理の提供スタイルによっても、1.5次会の雰囲気はがらりと変わります。
料理の提供スタイルは、主に「着席のフルコース」「着席のビュッフェ」「立食のビュッフェ」の3パターンです。
着席のフルコースは、年配のゲストが多い場合や、落ち着いて料理を楽しんでもらいたい方におすすめです。席が決まっているためゲストが動き回る必要がなく、しっかりおもてなしすることができます。
一人一人に席は用意したいけれど、カジュアルな雰囲気にしたい場合は、着席のビュッフェがおすすめです。しっかりとしたおもてなし感も出しつつ、自由な雰囲気のあるパーティになるでしょう。
着席の場合は、オードブルやデザートなど、コース料理の一部をビュッフェスタイルにするのもありです。
新郎新婦もゲストも自由に楽しみたいなら、立食のビュッフェスタイルがいいでしょう。新郎新婦が料理をサーブしたり、目の前で調理するパフォーマンスを取り入れたりと、料理に演出を取り入れるのも喜ばれます。
ゲストの費用
披露宴はご祝儀制、二次会は会費制が一般的ですが、1.5次会の場合はどちらにするかをふたりが決める必要があります。
ゲストの費用の内訳は、料理と飲み物、ギフトの金額で考えるため、着席のフルコースで引き出物も渡す場合、ご祝儀制にするケースが多いです。
ビュッフェスタイルで行う場合は会費制が多く、金額の相場は5,000円~15,000円になります。引き出物は渡さずに、1,000円くらいのギフトを渡すケースが多いです。
ゲストもご祝儀制であればしっかりとしておもてなしを期待し、会費制なら気軽なパーティをイメージするでしょう。
ご祝儀制か会費制かによって、ゲストを満足させられる雰囲気づくりをすることも大切です。
進行や演出
進行や演出内容によっても、1.5次会の雰囲気は変わります。
ケーキカットやテーブルラウンド、花嫁の手紙など、披露宴でも行うような演出を取り入れるのもいいですし、演出をあまり入れずに食事中心の1.5次会もあります。
ただし、演出が何もないとゲストも退屈してしまったり間延びしたパーティになってしまうので、適度に演出を組み込むのがおすすめです。
新郎新婦の入退場とウェルカムスピーチ、お礼のあいさつ、ケーキカットを入れるだけでも、結婚のお披露目パーティらしい1.5次会になりますよ。
1.5次会を成功させるための注意点
1.5次会を成功させるためには、次の3つの注意点も大切です。
・ゲストに配慮した雰囲気づくり
・パーティの主旨を伝える
・ドレスコードを伝える
1.5次会は決まったスタイルがなく、馴染みがないゲストは戸惑うことも多いので、安心して参加してもらえるように配慮しましょう。
ゲストに配慮した雰囲気づくり
新郎新婦や一部のゲストは楽しめたけれど、雰囲気に馴染めずに楽しめないゲストがいたら残念ですよね。
新郎新婦は1.5次会を主催する側なので、全員が楽しめるようなパーティを企画するよう心掛けることが大切です。
自分たちがやりたいことだけでなく、ゲスト視点でも考えることで、ゲストに配慮した雰囲気づくりができるでしょう。
パーティの主旨を伝える
ゲストの中には、1.5次会に馴染みがない方もいるでしょう。事前にパーティの主旨を伝えておくことで、ゲストにも安心して1.5次会に参加してもらえますよ。
特に、家族や親族も参加する場合は、披露宴とは違うこと、自分たちなりに考えて1.5次会というスタイルにしたことを説明しておかないと、しっかりおもてなしできていないのではと心配させてしまうかもしれません。
招待状にもパーティの主旨を入れておくと、ゲスト全員に伝えることができるのでおすすめです。
ドレスコードを伝える
かしこまった雰囲気なのかカジュアルな雰囲気なのかでゲストの服装も異なるので、事前にドレスコードを伝えておくことも大切です。
ドレスコードとは服装の規定のことで、正礼装(フォーマル)、準礼装(セミフォーマル)、略礼装(インフォーマル)などがあり、服装の格式を表します。
1.5次会では、新郎新婦がタキシードやウェディングドレスといった婚礼衣装を着るケースもあれば、フォーマルなスーツやワンピースでカジュアルに装うこともあります。
ゲストが新郎新婦に合わせた格式の服装を選ぶことで、1.5次会がまとまりのある雰囲気になるため、ドレスコードにも気を配りましょう。
理想の1.5次会を開催しよう
1.5次会は自由なスタイルが魅力ですが、どのような雰囲気にしたらいいか悩む新郎新婦も多いです。
大切なのは、自分たちらしさを取り入れつつ、ゲストにも配慮した1.5次会にすること。
雰囲気づくりのポイントや注意点をしっかりチェックして、理想の1.5次会を開催しましょう。
motofotoでは、10数年以上にわたり数多くの披露パーティの撮影を担当してきた実績があります。
カメラマン視点でのアドバイスもできるので、1.5次会の雰囲気づくりに迷ったらぜひ相談してみてくださいね。
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