結婚式の二次会は披露宴から何時間後?ゲストを飽きさせないアイデアも
2024.06.03
二次会を結婚式と同じ日に行う場合、スタート時間を何時にするか迷う方は多いでしょう。
披露宴が終わっても新郎新婦は身支度や移動などがあるため、ある程度の空き時間が必要だからです。
しかし、間が空きすぎると披露宴から参加のゲストは時間を持て余してしまい、短すぎると新郎新婦が間に合わずに二次会が始められないというトラブルにもなりかねません。
そこで今回は、披露宴から二次会までどれだけ時間を空けたらいいか、その理由や失敗例を紹介していきます。
空き時間を飽きさせない工夫についても紹介しているので、参考にしてみてください。
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
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結婚式の二次会は披露宴からどれだけ時間を空ける?
二次会というと夜の開催をイメージする方が多いですが、結婚式が午前だと時間が空きすぎてしまいます。
二次会の時間を決める時は、ゲストの負担も考えて披露宴後にスムーズに始められる時間にするのがベストです。
1時間半~2時間が平均
結婚式の披露宴から二次会までの平均の空き時間は、1時間半~2時間です。
披露宴のお開き後はゲストの見送りがあり、その後に新郎新婦は身支度を整えて二次会会場へ移動するため、ある程度の時間を空ける必要があります。
披露宴が長引く可能性も考えられるため、多少余裕を持たせて時間設定をするのが理想です。
しかし、二次会の場所や準備、ゲストの集まりやすさなどによって、空き時間がもっと短かったり3時間以上空けたりするケースもあります。
二次会までに時間が必要な理由
結婚式が終わってから、新郎新婦はすぐに会場を後にできるわけではありません。
二次会までに時間が必要な理由は、お開き後にも新郎新婦にはやることがたくさんあるからです。
・ゲストのお見送り
・荷物チェックと清算
・着替えやヘアメイク
どれくらい時間が掛かるのかは、結婚式の規模やふたりの段取りによっても差があります。
ゲストの人数が多ければ、お見送りにかける時間は長くなります。お見送り後は持ち帰る荷物のチェックをしたり、当日清算分の支払いをしたりなどにも時間がかかるでしょう。
さらに、二次会用の着替えやヘアメイク、移動時間も考えて、披露宴から二次会までに時間を空ける必要があるのです。
移動時間ゼロなら1時間後にスタートも可能
新郎新婦の移動の時間がなければ、披露宴終了から最短1時間後に二次会を始めることも可能です。
ホテルや専門式場で結婚式をした後に、同じところで引き続き二次会を行えば、新郎新婦の移動時間は必要ありません。
ゲストをお見送りした後、新郎新婦はヘアチェンジやメイク直しをして、そのまま二次会会場に入ることができます。
二次会の幹事が披露宴に出席していても、移動がない分だけ準備もしやすく慌てる必要もありません。
新郎新婦がお見送りや身支度してる間に受付を進めておけばいいので、披露宴から二次会までをスムーズに進められます。
3時間以上かかるなら別日もあり
披露宴と二次会の間が3時間以上空く場合は、別日にするのもありです。
二次会場所までが遠かったり、会場を借りられる時間によっては、3時間以上空くケースもあります。
式場と二次会の距離が遠くても、やりたい場所が決まっていて譲れない場合は、移動時間がかかることもあるでしょう。
また、二次会はディナータイムに当たる受付18:30、スタート19:00の時間帯が人気です。
しかし、11:00挙式スタートの結婚式だと披露宴のお開きが14:30なので、二次会の受付まで4時間空くことになります。
ゲストに移動の負担を掛けたり長く待たせることが心配なら、別日も検討してみましょう。
二次会までの空き時間や開始時間での失敗例
次は、二次会までの空き時間や開始時間の設定による、よくある失敗例を紹介していきます。
ゲストを飽きさせてしまった
披露宴から二次会までの空き時間が長すぎて、ゲストを飽きさせてしまったと後悔する新郎新婦は少なくありません。
結婚式で楽しかった気分が待っている間にしぼんでいき、ゲストの二次会へのモチベーションが下がってしまうためです。
二次会会場の周囲に時間をつぶせる場所がないと、休憩もできなくて疲れてしまいます。
ふたりは結婚式を挙げた幸せで楽しい気分でいたとしても、実はゲストは疲れてげんなりしていたなんてこともありえるので気を付けましょう。
新郎新婦が間に合わなかった
新郎新婦が二次会に間に合わなかったという失敗事例も多いです。
披露宴の参列者が多いと、お見送りにもその分時間がかかります。親族に挨拶をしていたり、荷物チェックや清算が予想以上に時間がかかったという新郎新婦も。
ふたりが不在だと二次会を始められず、幹事にも迷惑を掛けてしまいます。
「二次会の終了時間がずれ込み、予定外の延長料金が発生してしまった」「時間内で終わらせるために、予定していた演出を半分も行えなかった」など、残念な結果にしないために時間設定は重要です。
開始時間が遅くて欠席が多かった
夕方の結婚式だと、当日の二次会開始時間も遅くなります。
16:00挙式スタートだと披露宴終了が19:30で、1時間半後に二次会を行っても21:00~23:00に。
「次の日の仕事に差し支える」「帰りの電車がなくなる」「子どもがいるから遅くなれない」など、ゲスト側の都合で欠席が多くなってしまい後悔しているという声も少なくありません。
遅い時間の二次会が難しそうな顔ぶれであれば、別日に設定した方が集まりやすいでしょう。
空き時間が長い場合はゲストへの気遣いも大切
披露宴から二次会への空き時間が長くなってしまう場合は、ゲストを飽きさせないような気遣いも大切です。
時間がつぶせる場所を案内
座ってくつろげる場所があれば、ゲストも多少の待ち時間は気になりません。二次会会場の近くのカフェなどを伝えておくと、ゲストが自ら探す手間も省けて有難いでしょう。
結婚式場がホテルの場合は、併設のカフェやラウンジなどで時間をつぶすことが可能です。専門式場の場合も、披露宴後にラウンジを使えないか聞いてみてもいいでしょう。
結婚式場で待ってもらう場合は、二次会会場への送迎バスを出すなど気配りすると、ゲストの負担を減らすことができます。
二次会の受付時間を早める
二次会の受付時間を早める方法もあります。
二次会会場に早めに入ることができれば、荷物を預けてゆったり過ごすことができるのがメリットです。
どこの会場でもOKしてくれるわけではないですが、一度聞いてみるといいでしょう。
受付時間を早める時の飽きさせないアイデア4選
受付時間を早めることができたら、二次会が始まるまでゲストを飽きさせない工夫を考えましょう。
ここでは、おすすめのアイデアを4つ紹介します。
フォトブースで撮影会
ウェルカムグッズを飾ったり装飾を施したりしてフォトブースを作ると、ゲストが思い思いに撮影会をして楽しめます。
チェキやインスタントカメラ、フォトプロップスなど、遊べるものを用意しておくと盛り上がりますよ。
チェキと一緒にコルクボードやペンを置いておき、写真にふたりへのメッセージを書いもらってフォトボードを作るのもおすすめです。
ムービーの上映
プロジェクターとスクリーンのある会場なら、結婚式のエンドロールやプロフィールムービーを上映すれば、ふたりがいない時間も楽しんでもらえます。
披露宴から参加するゲストは結婚式を振り返り、二次会からのゲストは新郎新婦の晴れの姿を楽しむことができるでしょう。
クイズの出題
新婦のドレスや、新郎のネクタイの色当てクイズなど、待ち時間中にできるクイズの出題もおすすめです。
ゲストに投票してもらい、当たった人の中からさらに抽選でプレゼントを渡します。
当たった人には新郎とじゃんけんをして、勝ち残った人にプレゼントを渡すなど、ゲームとからめるのも盛り上がるでしょう。
新郎新婦へのメッセージを書いてもらう
ふたりへのメッセージを書くコーナーを用意しておくのもおすすめです。
ハート型や星型などの木製のチップにメッセージを記入し、フレームに入れていくハートドロップスは、インテリアとして飾っておけるので人気があります。
真っ白いTシャツやスニーカーなどに思い思いにメッセージを書いてもらうのも、どんな仕上がりになるか想像する楽しみがありますよ。
二次会を計画するときは開始時間にも気を配ろう
披露宴の後にそのまま二次会を開催すると、結婚式の余韻もあってとても盛り上がります。
披露宴の後はお見送りや身支度、移動などがあるため、二次会までに1.5時間~2時間程度空けるのが一般的です。
二次会の場所によっては、待ち時間が短かったりもっと長くなることもあります。
新郎新婦の準備だけでなく、披露宴から引き続き参加するゲストのことも考えて、ふたりもゲストも心から楽しめる二次会にしましょう。
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