披露宴なしで1.5次会を開くのもあり?それぞれの特徴や違いは?
2024.10.12
結婚式というと、挙式と披露宴を行うのが一般的と思っている人もいるでしょう。
しかし、「堅苦しいのが苦手」「アットホームなパーティにしたい」という方は、披露宴なしで1.5次会を行うのもありです。
1.5次会は決まった形式がなく、ふたりが自由に内容を決められるパーティスタイル。海外挙式後のアフターパーティや、子どもと一緒のパパママ婚にもおすすめです。
今回は、披露宴なしで1.5次会を開催するケースや、それぞれの違いについて解説していきます。
披露宴ではなく1.5次会にするメリットも紹介していくので、どちらにするか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね!
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
披露宴なしで1.5次会にするケース
披露宴なしで1.5次会を行うケースには、主に次の4つが挙げられます。
・友人中心のパーティを行う
・海外挙式のアフターパーティとして行う
・入籍から時間が経っている
・子どもと一緒のパパママ婚
それぞれ具体的にどういったケースか解説していきます!
友人中心のパーティを行う
招待するゲストが友人中心の場合、あまりかしこまらずにカジュアルなノリで楽しみたいですよね。
披露宴だとどうしても格式ばった雰囲気になってしまうので、友人中心のお披露目パーティをする方は1.5次会スタイルを選ぶケースが少なくありません。
両親や親戚、会社関係の人も呼ぶ場合は、二次会だとカジュアルすぎてしまうので、披露宴と二次会の中間くらいの1.5次会がベストでしょう。
挙式スタイルも、ゲストと向き合って行い、進行を自由に組める人前式を選ぶカップルが多いです。
海外挙式のアフターパーティとして行う
海外や沖縄などのリゾートで挙式を行う方は、後日アフターパーティで結婚のお披露目をするのが定番。
その場合も、気軽なお披露目会にしたいという希望から、1.5次会スタイルを選ぶケースが多くみられます。
1.5次会なら、海外挙式の雰囲気そのままに、開放感のある会場で装飾や演出にこだわるのも可能です。
入籍から時間が経っている
入籍から時間が経っていると、周りはふたりが結婚したことを知っている人がほとんどでしょう。
結婚報告やお披露目というより、あらためて感謝の気持ちを伝えるために、結婚式を計画するカップルも少なくありません。
かしこまってしまう披露宴よりも、アットホームな雰囲気でリラックスして過ごせる1.5次会は、そんなふたりにぴったりのスタイルです。
子どもと一緒のパパママ婚
披露宴だと、どうしても家族席に子どもを預けておく時間が長く、子どもと一緒に楽しむ雰囲気にはなりにくいでしょう。
新郎新婦の高砂席には子どもと一緒に座り、いろいろな演出も子どもと楽しみたいというカップルにも、1.5次会スタイルがおすすめ。
自由に歩かせたり、キッズスペースを作って遊ばせたりと、希望を叶えやすいのも1.5次会スタイルの魅力です。
披露宴と1.5次会の違い
ふたりの結婚を披露するという意味では同じですが、披露宴と1.5次会はそれぞれ特徴が異なります。
ここでは、披露宴と1.5次会の違いを、4つの項目に分けて解説していきましょう。
・会場
・ご祝儀制と会費制
・料理
・パーティの流れ
会場
披露宴を行うときは、ホテルの宴会場や専門式場、ゲストハウスなど、結婚式のための施設でやることがほとんど。
しかし、1.5次会は特に決まりがありません。披露宴と同じくホテルや専門式場、ゲストハウスで行ってもいいし、オープンテラスやガーデンのあるレストランも人気です。
公園やビーチ、キャンプ場などで行うケースもあります。
ご祝儀制と会費制
披露宴ではご祝儀制が一般的で、友人の結婚式であれば3万円をご祝儀袋に入れて渡すのがマナーです。
内訳は、料理や引出物代と結婚祝い金になります。
一方で1.5次会は決まりがなく、ご祝儀制と会費制どちらでも問題ありません。
ただし、ご祝儀制にする場合は、それなりのおもてなしが必要です。内容が金額に伴っていないと、ゲストに不満を持たれてしまいます。
料理
披露宴の料理は、着席のフルコースが定番です。こだわりの料理を、ゆっくりと味わってもらえるようになっています。
1.5次会の場合は、ご祝儀制だと着席フルコースが多く、会費制だとブッフェスタイルを選ぶ方が多いです。
オードブルやデザートをブッフェにして、メイン料理はテーブルへの提供といったかたちもあります。
ゲストが若い人中心だと立食パーティもいいですが、年代がさまざまだとある程度着席のまま料理が楽しめるようにした方が親切です。
パーティの流れ
披露宴は、新郎新婦の入場から退場まで基本の流れがあります。
余興や演出を加えてオリジナリティを出すことはあっても、基本の流れを変えることはほとんどありません。
しかし、1.5次会は決まりのないフリースタイルなので、披露宴の流れを踏襲してもいいし、まったく異なる進行プログラムにしてもおかしくありません。
1.5次会のプログラムについては、次の記事でも解説しているのでチェックしてみてください。
披露宴ではなく1.5次会にするメリット
最後に、披露宴ではなく1.5次会にするメリットを3つ紹介します。
・かっちりしたプログラムにしなくてもいい
・打ち合わせや準備を簡略化できる
・費用を抑えられる
かっちりしたプログラムにしなくてもいい
すでに述べましたが、1.5次会の特徴は自由なスタイルでできること。披露宴は基本的な流れが決まっていますが、かっちりしたプログラムにする必要はありません。
極端なことを言えば、最初のウェルカムスピーチと乾杯を終えたら、「あとは自由に楽しんでください」でも問題ないのです。
余興や演出をいろいろ入れて楽しむのもいいですし、歓談の時間をたっぷり取って、ゲストと語らう時間を大切にするのもいいでしょう。
打ち合わせや準備を簡略化できる
きっちりとした進行プログラムに余興や演出も盛りだくさんだと、打ち合わせや準備も多くなりがちです。
しかし、ゆるいプログラムで自由時間が多い進行なら、打ち合わせや準備を簡略化できます。
披露宴は半年前までに予約し、5か月前から本格的な打ち合わせがスタートしますが、1.5次会の場合は短期間でも余裕を持って進められるケースも少なくありません。
費用を抑えられる
自分たちの予算や希望に合わせて、自由に組み立てられるのが1.5次会のメリットです。
披露宴だと格式のあるおもてなしが必要なので、その分費用もかかります。しかし、カジュアルな雰囲気の1.5次会であれば、費用を抑えることも可能です。
着席フルコースだと料理と飲み物に一人2万円前後の計算になりますが、ブッフェスタイルであればそこまではかかりません。
お色直しをなしにしたり、キャンドルサービスなどの演出を入れなかったりと、歓談中心のすっきりしたプログラムにすることでもかなり費用が変わりますよ。
まとめ
「きっちりとおもてなししたい」「目上の人が多い」という場合は、披露宴を選ぶ方が多いです。
しかし、友人中心だったり海外挙式のアフターパーティだったりといった理由で、1.5次会を選ぶカップルも少なくありません。
ふたりの結婚のお披露目パーティという意味では披露宴も1.5次会も同じですが、それぞれ雰囲気や内容の決め方などが異なります。
1.5次会は自由なスタイルですが、披露宴のようにかしこまった雰囲気を作ることも、思いっきりカジュアルなアットホームパーティにすることも可能です。
ぜひ今回の記事も参考に、自分たちらしい1.5次会を開催しましょう!
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