結婚式のアフターパーティはどう構成する?決めるポイントやプログラム例
2024.11.03
少人数での結婚式の後に、友人へのお披露目としてアフターパーティを考えているカップルは多いでしょう。
最近では、海外挙式や家族婚を行う方も増え、必ずしも挙式披露宴というかたちではなくなってきました。
しかし、アフターパーティをやりたいけれど、どういう構成で行ったらいいか分からないと、悩む方も少なくありません。従来の披露宴とは異なり、決まったスタイルがないからです。
今回は、結婚式のアフターパーティを考えている方向けに、構成を決めるポイントやプログラム例を解説します。
最後までお読みいただくことで、自分たちにぴったりのアフターパーティのスタイルが分かり、何を決めたらいいかが解決できますよ!
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
結婚式のアフターパーティの構成を決めるポイント
結婚式のアフターパーティをどのような構成にするかを決めるときに、考えるポイントは2つあります。
・アフターパーティを行う理由
・招待したいゲストの顔ぶれ
まず最初にこの2点を決めることで、パーティの構成が決めやすくなりますよ!
アフターパーティを行う理由は?
最初に、自分たちがアフターパーティを行いたい理由を考えましょう。
なぜ行いたいのかをはっきりさせることで、アフターパーティの内容を具体的に決めやすくなるからです。
結婚式のアフターパーティを行う理由はさまざまですが、例えば次のようなケースが挙げられます。
- ・身内だけで海外挙式を行うので、後日お披露目パーティをやりたい
- ・挙式と食事会を親族で行うので、友人とは気軽なパーティをやりたい
- ・結婚式はやらずにフォトウェディングだけなので、友人を集めてパーティは開きたい
- ・結婚式は地元で行うので、居住地域ではお披露目パーティだけをやりたい
招待したいゲストの顔ぶれは?
次に、招待したいゲストの顔ぶれをリストアップしてみましょう。
例えば、海外挙式では近い身内だけだったから、アフターパーティには友人や会社関係だけでなく、親族も呼びたいという方もいます。
一方で、地元での結婚式に親族を呼ぶので、アフターパーティは仕事関係や友人だけというケースもあるでしょう。
「少しかしこまった雰囲気にしたい」「ラフなパーティにしたい」など、招待したいゲストの顔ぶれによってイメージがかたまってくるはずです。
結婚式アフターパーティのプログラム例
結婚式のアフターパーティの構成には、一般的な披露宴とは違って決まったかたちはありません。しかし、ある程度ベースがないと決めづらいですよね。
ここでは、次の二つのケースに分けて、アフターパーティのプログラム例を紹介します。
・かしこまった雰囲気
・カジュアルな雰囲気
かしこまった雰囲気のアフターパーティ
親族や上司など目上の人も多い場合は、かしこまった雰囲気のアフターパーティを行うケースが多いです。
披露宴の流れをベースにして構成すると、目上の人に対しても失礼になりません。
- ・新郎新婦入場
- ・新郎のウェルカムスピーチ
- ・主賓挨拶&乾杯
- ・ケーキカット&ファーストバイト
- ・中座
- ・プロフィールムービー上映
- ・お色直し再入場&キャンドルサービス
- ・余興
- ・花嫁の手紙&記念品贈呈
- ・両家代表謝辞
- ・新郎謝辞
- ・新郎新婦退場
- ・エンドロール上映
- ・送賓
カジュアルな雰囲気のアフターパーティ
「堅苦しいのが苦手」「ゲストがほとんど友人」といった場合は、カジュアルな雰囲気のアフターパーティが多いです。
なかには、家族や親族もいるけれど、気軽なパーティで構わないと言ってくれているというケースもあります。
流れは披露宴をベースにしていますが、ゲームやデザートブッフェなどのゲストも動いて楽しめる内容を入れると、カジュアルな雰囲気にしやすいです。
- オープニングムービー上映
- 新郎新婦入場
- 新郎のウェルカムスピーチ
- 乾杯
- ケーキカット&ファーストバイト
- 中座
- 新郎新婦の再入場&テーブルラウンド
- ゲーム
- デザートブッフェ
- 新郎謝辞
- 新郎新婦退場
- 送賓
アフターパーティの内容は?
アフターパーティは、次の内容をどうするかによっても、ある程度構成が決まります。
・場所
・招待状のスタイル
・ご祝儀制or会費制
・料理やドリンク
・服装
それぞれ具体的に説明していきますね!
場所
場所選びは、自分たちのイメージするアフターパーティを行うために大切なポイントです。
アフターパーティを行う場所には、主に次のようなところが挙げられます。
- かしこまった雰囲気:ホテル、専門式場、ゲストハウス
- カジュアルな雰囲気:ゲストハウス、レストラン、カフェ、公園やキャンプ場などの野外
アフターパーティのテーマやゲストの顔ぶれ、やりたい演出などをイメージして選ぶと決めやすいでしょう。
招待状のスタイル
結婚式では、招待状を封書で送り、返信はがきで返事をもらうのが一般的です。しかし、アフターパーティの雰囲気によっては、ほかの方法もあります。
招待状を封書で送り、返事はWebやメールで行う方法は、出欠名簿のまとめも簡単にできて便利です。
招待状自体がWeb上にあり、アドレスをメールで送り、専用のサイトから閲覧および返信してもらうやり方もあります。
ゲストの顔ぶれによって、失礼にならない方法を選択しましょう。
ご祝儀制or会費制
披露宴はご祝儀制が一般的ですが、アフターパーティの場合は会費制にするケースもあります。
ご祝儀制にする場合は、ゲストはマナーに合った金額を包んでくるでしょう。
そうなると、ある程度の格式があるパーティが求められるため、フレンチのフルコースなどのかしこまった料理に、引出物もしっかり用意するのがマナーです。
一方で会費制にする場合は、料理や飲み物などの内容に合わせて、ふたりが金額を決めます。
会費制の場合は、引出物はなしで300円~500円くらいのプチギフトのみにするケースが多いです。もしくは、1,000円くらいの引き菓子を配るパターンもあります。
どういったおもてなしをしたいかで、ご祝儀制にするか会費制にするかを決めましょう。
料理やドリンク
かしこまった雰囲気のパーティでは着席のフルコースが一般的ですが、カジュアルな雰囲気だとブッフェスタイルにするケースが多いです。
前半のオードブルをブッフェにして、メイン料理を着席スタイルにすると、カジュアルな雰囲気でありつつしっかりしたおもてなし感も取り入れられるでしょう。
デザートをブッフェスタイルにするだけでも、カジュアルな雰囲気を楽しめます。
ドリンクは、例えばナイトウェディングパーティならお酒を多くするなど、パーティの構成によって選ぶとよいでしょう。
服装
アフターパーティの構成には、ゲストにどういった服装で来てもらいたいかも大切です。
かしこまった雰囲気のアフターパーティなら、セミフォーマルを意識した服装がマナーになります。
しかし、ふたりがもっとカジュアルな雰囲気にしたいのであれば、セミフォーマルよりカジュアル度の高い服装を指定するのもありです。
いくら自分たちがカジュアルな雰囲気のパーティを構成しても、ゲストに伝わっていなくて皆がかちっとした服装で出席したら、ちぐはぐな雰囲気になってしまうでしょう。
気軽なパーティだからと伝えつつ、内容がかしこまった雰囲気だったら、もっとちゃんとした服装でくればよかったと後悔させてしまうかもしれません。
パーティの主旨やドレスコードを招待状に書いておくと、ゲストもそれに合わせた服装で来てくれますよ。
まとめ
結婚式のアフターパーティを構成するときは、どういった主旨で誰を招待して行うのかから考えるのがポイントになります。
アフターパーティの構成に決まりはありませんが、全体のプログラムを作るときは披露宴の流れをベースにして、内容を入れ替えたり付け加えたりすると考えやすいです。
この記事で解説したプログラム例や内容の決め方も参考に、ふたりもゲストも心から楽しめるアフターパーティを開催しましょう!
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