結婚お披露目会の会費はいくらにする?披露宴との違いやケースごとの相場
2025.02.10
結婚式で誰もが披露宴を行うわけではなく、最近では家族のみの少人数のお披露目会や友人中心の1.5次会パーティを行うカップルも増えてきました。
結婚お披露目会は会費制で行うケースが多いですが、会費をいくらにしたらいいか迷う新郎新婦も少なくありません。
そこで今回解説するのは、結婚お披露目会の会費の決め方やケースごとの相場です。
披露宴と比較したお披露目会のメリット・デメリットも紹介しているため、次のような方におすすめの内容になっています。
- ・披露宴とお披露目会どちらにするか迷っている
- ・どんなお披露目会のケースがあるか知りたい
- ・お披露目会の会費金額の相場が知りたい
ぜひ最後まで目を通していただき、結婚お披露目会を行う参考にしてくださいね!
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
結婚お披露目会の会費はどう決める?
披露宴では、新郎新婦の関係性にふさわしい金額を、ゲストがご祝儀として持参します。
一方で、結婚お披露目会を会費制で行う場合は、新郎新婦が金額を決めなければなりません。
一般的には、ゲスト一人あたりの料理、飲み物、ギフト代(引出物やプチギフト)の合計が会費の目安になります。
ご祝儀の内訳にも料理、飲み物、ギフト代が含まれているように、ゲスト一人あたりに掛かる費用が参加するための会費となるからです。
もし、余興のゲームで景品を用意するときは、景品代を含めることもあります。
会費の金額は、お披露目会の雰囲気や顔ぶれによって異なりますが、相場は1~2万円くらいです。
後半では、お披露目会の内容ごとの相場も解説していくので、そちらも参考にしてください。
披露宴と比較した結婚お披露目会のメリット
堅苦しい披露宴ではなく、大切な人と温かいパーティをしたいとお披露目会形式を選ぶ方は多いでしょう。
ここでは、披露宴と比較したときのお披露目会のメリットを3つ紹介します。
- ・費用を抑えられる
- ・内容を自由に決められる
- ・準備時間や手間が少ない
費用を抑えられる
お披露目会の内容にもよりますが、一般的には披露宴よりも費用を抑えられるケースが多いです。
披露宴では、進行や内容がある程度決まっていてます。
いただくご祝儀にふさわしいおもてなしをすることも必要なので、大きく費用を削減することが難しいです。
しかし、お披露目会は披露宴ほど格式にこだわらなくていいので、その分費用を抑えたパーティにすることができます。
内容を自由に決められる
お披露目会では、進行や演出の内容を自由に決められるのもメリットです。
披露宴では新郎新婦の入場から始まりますが、少人数のお披露目会ではゲストと一緒に普通に会場に入り、パーティを始めるケースもあります。
ケーキカットやキャンドルサービス、お色直しなどもなしで、歓談中心の食事会にしてもかまいません。
お披露目会では、ふたりがゲストとどのような時間を過ごしたいかを重要とするので、自分たちやゲストにとってよいと思える形にすればよいからです。
準備時間や手間が少ない
披露宴と違って、演出や余興が少ないお披露目会であれば、新郎新婦が準備することも少なくなります。
打ち合わせの時間も短くなり、準備の時間や手間が減るため、忙しいふたりにはメリットが大きいでしょう。
披露宴は、6ヶ月前までに会場の予約をし、5ヶ月前から打ち合わせが始まるのが一般的です。
しかし、シンプルなお披露目会であれば、3ヶ月前からのスタートでも十分準備が間に合います。
披露宴と比較した結婚お披露目会のデメリット
もちろん、披露宴と比較したときに、結婚お披露目会のデメリットもあり、主に次の3つが考えられます。
- ・お披露目会を行う会場が限られる可能性がある
- ・両親や親族の理解が得られないかもしれない
- ・ご祝儀制の披露宴より費用がかさむ可能性がある
お披露目会を行う会場が限られる可能性がある
お披露目会の人数や、やりたいパーティの内容によっては、選べる会場が限られてしまうかもしれません。
「カジュアルなパーティをやりたいけれど、大人数だとホテルの宴会場になってしまう」
「式場のチャペルは気に入ったけれど、パーティ会場が家族だけだと広すぎる」
など、なかなか希望どおりの会場を見つけることが難しい場合もあります。
お披露目会は準備期間が短くてすむのがメリットですが、希望を叶えるためには早めに会場探しを始めた方がよいでしょう。
両親や親族の理解が得られないかもしれない
お披露目会を行うカップルが増えてきたものの、結婚式では披露宴を行うものだと考えている方も少なくありません。
ふたりは納得していても、「なぜ披露宴をやらないのか」と周りから言われたら残念ですよね。
家族や親族に心から祝福してもらうためには、事前に相談して理解を得ておくことが大切です。
ご祝儀制の披露宴より費用がかさむ可能性がある
ご祝儀では、ゲストの料理や飲み物、引出物の金額に、お祝い金が上乗せされています。
しかし、お披露目会ではゲストにかかる費用のみを会費としていただくのが基本です。
それ以外のドレスや写真、会場装飾や演出などにこだわりすぎると、自己負担額が多くなりすぎてしまうかもしれません。
結婚お披露目会|ケースごとの相場
最後に、結婚お披露目会のケースごとの相場を解説します。
主なお披露目会のケースは、次の4パターンです。
- ・親族だけの食事会
- ・少人数でのお披露目会
- ・1.5次会のウェディングパーティ
- ・友人中心のカジュアルパーティ
親族だけの食事会
親族だけの食事会の場合、会費制にするのはあまりよくないかもしれません。
親族だと披露宴をやってもやらなくてもご祝儀をくれることが多く、「さらに会費?」と思われてしまうかもしれないからです。
ご祝儀をもらって食事会に招待するか、「ご祝儀不要」にして会費で参加してもらう方がよいでしょう。
その場合、会費は1.5~2万円くらいが妥当です。
少人数でのお披露目会
少人数のお披露目会の場合、食事の提供スタイルは着席のコース料理が多いでしょう。
品数が少なかったり食材があまり豪華でなかったりすると、貧相な料理に見えてしまうかもしれません。
料理の金額を1.2~1.5万円くらいで想定すると、会費は1.5~2万円くらいが相場でしょう。
1.5次会のウェディングパーティ
1.5次会の一般的な会費相場は、1~1.5万円くらいです。
披露宴ほどかしこまりすぎず、二次会ほどくだけすぎないパーティを希望する場合、ひとりひとり席を用意した上でのブッフェスタイルに人気があります。
特に、親族や目上の人も参加していたり、披露宴に近いスタイルで行ったりする場合は、料理や飲み物もそれなりの内容を選んでおもてなしした方がよいでしょう。
友人中心のカジュアルパーティ
友人中心のカジュアルパーティでは、8千円~1万円くらいが相場です。
友人とワイワイ楽しむことがコンセプトのパーティでは、食事内容をあまり重要視しないケースも少なくありません。
そのため、カジュアルな立食ブッフェを選ぶケースが多く、コース料理や着席ブッフェに比べると料金設定が抑えられているからです。
まとめ
最近では、ご祝儀制の格式ばった披露宴ではなく、自分たちで自由に決められるお披露目会を選ぶカップルが増えてきました。
お披露目会だと、披露宴より費用が抑えられたり準備期間が短かったりと、メリットも多いです。
今回は、お披露目会の会費の決め方や、ケースごとの相場を解説してきました。
披露宴とお披露目会のどちらにするのか、会費をいくらにするのかなど、悩んでいる方はぜひ参考にして、自分たちらしいお披露目会を行ってくださいね!
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