結婚式の1.5次会のプログラム例|流れを決めるポイントや人気の演出も解説
2024.06.01
披露宴ほど堅苦しくなく、二次会ほどカジュアル過ぎない、ちょうど中間にあたるお披露目パーティが1.5次会。
自由にプログラムを組み、自分たちらしさを表現できるのが魅力ですが、どのような流れにしたらいいか悩む方も少なくありません。
そこで今回は、基本的なプログラム例や流れを決めるポイントを解説していきます。
ゲストと楽しめる人気の演出も紹介しているので、参考にしてくださいね。
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
結婚式の1.5次会のプログラム例
まずは、1.5次会のプログラム例を、フォーマルスタイルとカジュアルスタイルに分けて紹介していきます。
フォーマルスタイルの1.5次会
・新郎新婦の入場
・新郎よりウェルカムスピーチ
・祝辞&乾杯
・歓談
・ケーキ入刀&ファーストバイト
・新郎新婦中座/プロフィールムービー上映
・新郎新婦お色直し入場&テーブルラウンド(キャンドルサービスなど)
・歓談
・余興
・花嫁の手紙&親御様への記念品贈呈
・両家代表謝辞/新郎新婦より謝辞
・新郎新婦退場/エンドロール上映
・お見送り
フォーマルスタイルの1.5次会は、披露宴をベースに組み立てることが一般的です。
家族や親族が出席しているケースが多く、花嫁の手紙から記念品贈呈、両家代表謝辞はしっかり取り入れています。
ウェルカムスピーチで始まり、代表者ひとりに祝辞と乾杯を依頼するなど、披露宴よりはカジュアルになっているのが特徴です。
カジュアルスタイルの1.5次会
・オープニングムービー上映
・新郎新婦入場
・新郎からのウェルカムスピーチ
・乾杯
・歓談
・ウェディングケーキ入刀&ファーストバイト
・新郎新婦中座/プロフィールムービー上映
・新郎新婦再入場/テーブルラウンド(フォトラウンドなど)
・余興(ゲームなど)
・デザートビュッフェ
・新郎新婦の謝辞
・新郎新婦退場
・お見送り
カジュアルスタイルの1.5次会は、海外挙式や家族婚の後のアフターパーティに多く、友人中心で楽しめる内容になっています。
オープニングで挙式の映像を流すケースも多いです。
お色直しをしない場合は中座や再入場がなかったり、2Wayのドレスでのイメージチェンジや小物を変えての再入場もあります。
1.5次会の流れを決める3つのポイント
1.5次会は、自分たちで自由に流れを決めることができるのが魅力です。
プログラムを決める時は、次の3つのポイントをベースに組み立てていきましょう。
・ゲストのリストアップ
・コンセプト決め
・食事の提供スタイル
それぞれ詳しく解説していきます。
ゲストのリストアップ
家族や親族も参加するのか、友人中心になるのかなど、1.5次会の流れはゲストの顔ぶれ次第になります。
そのため、まずは自分たちがどのようなスタイルの結婚式を行いたいか決めることが大切です。
1.5次会を行うケースは、主に次の3つのパターンが挙げられます。
・海外挙式後に、1.5次会を行う
・家族婚を行い、友人を招いて1.5次会を行う
・地元で挙式披露宴を行い、別で1.5次会を行う
自分たちが1.5次会を選ぶ理由や、誰を招待したいかを考えて、ゲストをリストアップしてみましょう。
コンセプト決め
ゲストのリストアップができたら、1.5次会のコンセプトを決めます。
まずは、ゲストの顔ぶれによって、1.5次会をどのような雰囲気にしたいか決めるといいでしょう。
さらに、「食事と会話を楽しみたい」「みんなが参加できる演出を入れたい」「ライブ会場みたいにしたい」など、1.5次会のテーマを決めていくと、コンセプトがまとまります。
食事の提供スタイル
1.5次会の雰囲気づくりに関わってくる食事の提供スタイルには、次の3つのパターンがあります。
<着席でのコース料理>
かしこまった雰囲気で、落ち着いて食事ができる
<着席でのビュッフェ>
堅苦しすぎず、コース料理よりカジュアルな雰囲気に
<立食ビュッフェ>
カジュアルな雰囲気で、自由に動き回れる
ゆっくり食事を楽しんでもらいたいなら、着席スタイルがおすすめです。
友人中心でワイワイ楽しみたいなら立食ビュッフェにするなど、ゲストの顔ぶれやコンセプトによって、食事の提供スタイルも考えましょう。
ゲストと一緒に楽しめる人気の演出5選
1.5次会におすすめの演出はいろいろありますが、今回はゲストと一緒に楽しめる人気の演出を紹介していきます。
・宴中人前式
・ブーケブートニア
・フォトラウンド
・ケーキデコレーション
・キャンドルリレー
結婚式らしい、盛り上がる演出を取り入れたいと考えている方は、参考にしてみてください。
宴中人前式
宴中人前式は、1.5次会の中で人前式を行い、ゲストに向かって結婚の誓いを立てるセレモニーです。
海外挙式や家族婚などで結婚式を挙げていて、1.5次会のゲストはパーティだけという場合におすすめの演出になります。
流れとしては、パーティの最初に取り入れ、新郎新婦の入場から始めるのが定番です。
司会者の進行のもと、開式の辞、誓いの言葉と指輪の交換、ベールアップと誓いのキス、結婚証明書のサインなどを行います。
最後に、参列のゲストからの拍手によって、結婚の承諾をもらうという流れです。
ゲストからの問いかけに応えるスタイルの誓いの言葉や、結婚証明書代わりのウェディングツリーなど、ゲスト参加型にすると盛り上がります。
「挙式姿も見てほしい」「みんなの前で誓いを立てたい」という方は、ぜひ取り入れてみてください。
ブーケブートニア
ブーケブートニアは、新郎がゲストから花を一輪ずつ受け取り、花束にして新婦にプロポーズと共に渡す演出です。
花束を受け取った新婦は、ブートニアを新郎の胸ポケットに挿してプロポーズの返事をします。
12本のバラには「結婚してください」という意味があるため、花を12本用意することが多いですが、本数に決まりはありません。
宴中人前式と組み合わせて、1.5次会の入場時に行うのがおすすめです。
また、花束はパーティの後半でブーケプルズにして、ゲストへのプレゼントにしてもいいでしょう。
フォトラウンド
フォトラウンドは、新郎新婦がゲストのテーブルを回り、各テーブルごとに写真を撮る演出です。
テーブルラウンドは中座後の再入場時に行うことが多いですが、お色直しがない場合は歓談の途中に組み込んでも差し支えありません。
メガネやヒゲなど、顔にあてるフォトプロップスを用意しておくと、より盛り上がるでしょう。
立食パーティで席が決まっていない場合は、会場の一角にフォトスポットを作り、ゲストが来た順番に写真を撮る方法もあります。
新郎新婦席をソファにしてメインテーブルをなくし、周りをデコレーションしてフォトスポットにするのもありです。
ケーキデコレーション
ケーキデコレーションは、ウェディングケーキのデコレーションをゲストが行う演出です。
スポンジの表面にクリームを塗っただけのケーキと、フルーツやチョコペンなどのデコレーション素材を用意し、自由に飾り付けをしてもらいます。
行うタイミングは、新郎新婦の入場前か、1.5次会が始まった後の歓談中です。
完成したケーキを使って、ケーキ入刀やファーストバイトを行います。
キャンドルリレー
キャンドルリレーは、新郎新婦とゲスト全員が1個ずつキャンドルを持ち、灯りをリレーで付けていく演出です。
最初に新郎新婦のキャンドルに火が灯され、次にふたりが代表のゲストのキャンドルに火を灯します。
ゲストは次のゲストへと次々に火をリレーしていき、全員のキャンドルが灯ったら、新郎新婦の幸せを願って一斉に火を吹き消します。
ナイトウェディングや、厳かでロマンティックな雰囲気を取り入れたい方におすすめです。
自分たちらしいプログラムで1.5次会を盛り上げよう!
自由な進行が魅力の1.5次会ですが、パーティの進行を一から組み立てるのは大変です。
この記事では、フォーマルとカジュアルスタイルのプログラム例を紹介したので、例をベースに組み立てれば自分たちらしい1.5次会になりますよ。
結婚式らしいゲスト参加型の演出も紹介しましたが、1.5次会で人気の演出はほかにもたくさんあります。
motofotoは、これまでも1,000組以上の結婚式の撮影に携わってきました。
たくさんの経験からアドバイスもできますので、何でも相談してくださいね。
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