結婚式二次会は夜でも大丈夫?メリットデメリットや注意点・アイデアも紹介
2024.06.11
結婚式と二次会を同じ日に行う場合、披露宴のお開きの時間によっては二次会が夜になってしまいますよね。
結婚式のスタートが午後からだと、二次会を始められるのが20時以降になってしまうケースもあるでしょう。二次会の終了が22時や23時になってしまうと、帰りの時間が気になって参加しづらいゲストが出てくるかもしれません。
新郎新婦も、二次会を夜の開催にすることで、ゲストに迷惑をかけるのではと不安に感じる方も少なくありません。
そこで今回は、結婚式の二次会を夜に行っても大丈夫なのか、メリットデメリットを解説していきます。
夜に開催する場合の注意点やアイデアも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
結婚式の二次会を夜に行ってもマナー違反にならない?
そもそも、結婚式の二次会を夜に行っても、マナー違反にならないのでしょうか?
新郎新婦は、ゲストに対してマナー違反になっていないかどうかが、一番気になるところですよね。結論としては、「ゲストの顔ぶれによる」と言えるでしょう。
ゲストが気心の知れた相手ばかりで、いつもの飲み会と大差なければ、マナー違反とは感じにくいです。
しかし、夜遅くの外出を好まない方や遠方からのゲストがいる場合は、マナー違反と思われるかもしれません。
結婚式の二次会を夜に行うメリット
結婚式の二次会が必ずしもマナー違反ではないことは分かりましたが、夜に行うメリットには次の3つが挙げられます。
・結婚式と同日に行えば準備が楽
・夜の方が参加しやすいゲストもいる
・遅い時間の方が会場の予約が取りやすい
それぞれ詳しく解説していきますね。
結婚式と同日に行えば準備が楽
二次会のスタートが夜になっても、結婚式と同じ日に行うことで新郎新婦の準備は楽になります。
結婚式で使ったウェルカムグッズだけでなく、披露宴で飾ったお花も当日だからこそ、そのまま二次会でも使えるのはメリットです。
結婚式と二次会が別の日だと、衣裳をそれぞれ用意して、ヘアメイクも別々でお願いしなければなりません。
しかし、同じ日であれば結婚式の衣装をそのまま使えたり、ヘアメイクも式場でやってもらえたりと便利です。
結婚式と二次会両方に参加するゲストも、支度が1回で済む方が楽でしょう。
夜の方が参加しやすいゲストもいる
新郎新婦やゲストがみんな、同じ日に仕事が休みとは限りません。
昼間はどうしても仕事で結婚式に出席できなくても、来てほしいゲストが夜なら参加できるというなら、夜に開催するメリットはあるでしょう。
遅い時間の方が会場の予約が取りやすい
遅い時間の方が会場の予約が取りやすくなるのも、夜に開催するメリットです。
人気の会場は、結婚式の二次会に限らず、なかなか予約がとりづらかったりします。
二次会の開催を夜にすることで、こだわりたい会場の予約が取れたら嬉しいですよね。
結婚式の二次会を夜に行うデメリット
次に、結婚式の二次会を夜に行うデメリットですが、主に2つ挙げられます。
・参加者が限られてしまう
・交通費などゲストの負担が増える可能性がある
順番に見ていきましょう。
参加者が限られてしまう
二次会を夜に開催すると、参加者が限られてしまいます。
既婚者や子供がいる方は夜出かけるのが難しかったり、住んでいるところが遠いと帰りの足が気になって参加しづらかったりするからです。
交通費などゲストの負担が増える可能性がある
二次会を夜にすることで、ゲストに交通費など金銭的な負担をかけてしまう可能性もあります。
二次会の終了時間が遅いと、電車やバスなどの交通機関が終わってしまい、タクシーを呼ばざるをえなくなるかもしれないからです。
結婚式二次会を夜に行う場合に気を付けることは?
二次会を夜に行うメリットデメリットが分かったところで、夜開催するときに気を付けることを見ていきましょう。
・アクセスしやすい場所にする
・ゲストの交通費の負担も考える
・二次会のやり方を工夫する
・別の日に行うことも検討する
快く二次会に参加してもらうためには、ゲストの立場になって考えることが大切です。
アクセスしやすい場所にする
結婚式の二次会を夜行う場合は、ゲストが出席しやすいようにアクセス良好な場所を選びましょう。
行きやすく帰りやすい場所であれば、夜でも参加へのハードルが下がります。
ゲストの交通費の負担も考える
二次会の終わり時間によっては、ゲストのタクシー代など、ふたりが交通費を負担することも検討しましょう。
ゲストに安心して参加してもらうためには、当日帰りをどうするか聞くのではなく、事前に「タクシーチケットを用意します」と伝えておくなど、気遣いが必要です。
二次会のやり方を工夫する
二次会というと、司会進行役がいて、新郎新婦の入退場やいろいろな演出があるイメージを持つ方が多いでしょう。
イメージする二次会のやり方にこだわらず、ゲストが参加しやすいスタイルを考えることもポイントです。
この後の項目では、二次会の工夫の仕方も紹介しています。
別の日に行うことも検討する
それでも、夜に開催するのは気が引ける、ゲストに迷惑がかかるかもと考える方は、二次会を別の日に開催することも検討しましょう。
別日であれば、時間帯も場所も自由に選べます。
タキシードや婚礼衣装を着なくても、ちょっときれいめのスーツとワンピースにすれば、着付けやヘアメイクを調達する必要もありません。
急いで結婚式場から二次会会場に移動することもなく、ゆっくり支度や準備に時間をかけることができます。
夜遅くてもできる二次会のアイデア
ここでは、夜遅くてもできる二次会のアイデアを3つ紹介します。
・出入り自由のラフな飲み会にする
・友人の飲み会に合流する
・新郎新婦別々に親しい友人と飲み会をする
どれも準備が簡単だったり、不要だったりするので、二次会の準備に追われることがありません。
出入り自由のラフな飲み会にする
「この時間中ならいつでも来ていいよ」といった、出入り自由のラフな飲み会なら、時間が気になる方も気軽に参加できるかもしれません。
場所だけ貸切にしておき、ドリンクやフードはゲストがその都度支払うようにしておけば、受付を立てて会費を集める必要もないので、幹事を立てずに計画できます。
ある程度どのくらいの人数が参加するかは必要なので、出欠の意思は確認しておきましょう。
友人の飲み会に合流する
友人グループが、結婚式の帰りに別の場所で飲み会を行っていたら、そちらに合流するのもありです。
友人たちに「飲みに行くなら参加したい!」と伝えておけば、「ここで飲んでるよ」と連絡してくれるでしょう。
複数のグループが別々で飲み会を開いていたら、順番に顔を出すのも楽しめますよ。
新郎新婦別々に親しい友人と飲み会をする
ふたりの結婚式の二次会だからと、新郎新婦が一緒に参加しなければならないわけではありません。それぞれの親しい友人たちと、別々で飲み会をするのも一つの方法です。
その日場所を決めて気軽に行う飲み会なら、準備も特に必要ありません。
演出やゲームなしでも二次会っぽくするコツは?
最後に、ラフな飲み会で、演出やゲームがなくても二次会っぽくするコツを、4つ紹介します。
・プチギフトを渡す
・お祝いの寄せ書きをしてもらう
・タブレットを用意して結婚式の映像や写真を楽しむ
・テーブルゲームなど簡単にできる遊びを用意する
一つ取り入れるだけでも、結婚式の二次会っぽくなりますよ。
プチギフトを渡す
自分たち主催の二次会に来てもらった記念や、友人の飲み会に参加させてもらったお礼に、プチギフトを渡しましょう。
ハート形のクッキーやドラジェ、パッケージにHappyWeddingと書かれているものなどは、見た目で結婚式のプチギフトだと分かってもらえるのでおすすめです。
お祝いの寄せ書きをしてもらう
色紙や真っ白のTシャツなどを用意して、お祝いの寄せ書きをしてもらうだけでも、二次会っぽい演出になります。
台紙とペンなら準備も簡単ですし、二次会の思い出としてずっと飾っておけますよ。
タブレットを用意して結婚式の映像や写真を楽しむ
みんなで見られるようにタブレットを用意して、結婚式の映像や写真を楽しむのもおすすめです。
自分たちのスマホからだけでなく、結婚式に参加したゲストからも共有してもらえば、いろいろな目線からの映像や写真を見ることができるでしょう。
テーブルゲームなど簡単にできる遊びを用意する
ただしゃべっているだけでは…という方は、テーブルゲームなど簡単にできる遊びを用意しておくと、メリハリをつけることができます。
絶対やろうと思うと気になってしまうので、場の雰囲気によってはやってもいいかな程度が負担になりません。
もし景品を用意するなら、自分たちでも使えるものにしておくと、ゲームをやらなくてもそれほど残念に思わずにすむでしょう。
夜でも無理なく楽しめる結婚式二次会を考えよう
結婚式の二次会が夜の開催になると、参加者が限られたり、帰りの時間が気になって十分に楽しめなかったりするゲストも出てきます。
二次会というと、受付で会費を払って、司会が進行する中でいろいろな演出があって、というイメージを持っている方が多いでしょう。
しかし、友人たちがふたりを祝ってくれるなら、きっちりした二次会ではなくても、十分お祝いパーティになります。
今回紹介したアイデアも参考に、夜でも無理なく楽しめる自分たちらしい二次会を考えましょう。
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