1.5次会にエンドロールは必要?メリットデメリットや注意点も解説
2024.10.19
エンドロールとは、ゲストに感謝の気持ちを伝え、その日一日を振り返るための映像演出のこと。披露宴のラストに上映する割と定番の演出です。
しかし、披露宴ではなく1.5次会スタイルで行うカップルは、エンドロールをやった方がいいのか悩む方もいるでしょう。
結論から言うと、1.5次会でエンドロールを上映するカップルはたくさんいます。ラストに上映することでエンディングが盛り上がるので、1.5次会にもおすすめの演出のひとつです。
今回は、1.5次会に流すエンドロールについてメリットデメリットも含め解説していきます。
エンドロールを用意するときの注意点も紹介するので、1.5次会でエンドロールを流すかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
1.5次会で流すエンドロールとは
エンドロールとはパーティの最後に流す映像演出で、1.5次会では新郎新婦が退場した後に上映するのが一般的です。
エンドロールは、次の2種類があります。
・事前に作成しておくタイプ
・当日撮影の撮って出し
事前に作成しておくタイプ
事前に作成しておくタイプは、前撮りや思い出のある写真や映像を使って作るエンドロールです。
ふたりの写真や映像だけでなく、ゲストとの懐かしい写真や映像などを交えて、幸せな時間を振り返るような内容が多いでしょう。
ゲストとの写真や映像のシーンでは、ゲストの名前を順番に流してメッセージを伝えるといった演出もあります。
プロに制作をお願いする方も多いですが、最近では普通のパソコンでも使える映像作成ソフトもいろいろあるので、新郎新婦が自作するケースも少なくありません。
当日撮影の撮って出し
当日撮影の撮って出しは、挙式やパーティの様子を当日撮影し編集したものを、そのまま流すエンドロールのことです。
感動した挙式シーンや、新郎新婦がゲストと笑い合っているシーンなど、当日の出来事を振り返りながらパーティを締めくくることができます。
撮って出しは自作できないので、専門業者に依頼する必要がありますが、唯一無二の作品になるため希望する方も少なくありません。
撮った映像をそのまま流すのではなく、指定の曲に合わせて編集してから上映するので、パーティの最後まで撮影するのではなく、1.5次会の再入場くらいまでで切り上げて編集に入るケースが多いです。
ほかにも挙式のみのコースや、当日上映は途中までの内容で、撮影は最後まで行い再編集したDVDをもらえるコースなどいろいろあります。
ただ、撮って出しのエンドロールは、事前に作成しておくタイプより高額になってしまうので、その点で迷うカップルも多いです。
1.5次会のエンドロールのメリット
次に、1.5次会でエンドロールを流すメリットを、3つ紹介していきます。
・ゲストに改めて感謝を伝えられる
・お見送りの準備時間が取れる
・自分たちの記念になる
ゲストに改めて感謝を伝えられる
1.5次会の結びにエンドロールを流すことで、改めてゲストに感謝の気持ちを伝えられます。
もちろん、新郎新婦が退場するシーンは、その日一番の大きな拍手で送り出すため、とても盛り上がるシーンです。
1.5次会の間や新郎謝辞で、ゲストに感謝の気持ちを伝えているので、何が足りないというわけではありません。
しかし、ふたりが退場した後にエンドロールで当日を振り返ることで、ゲストの心にじんわりと幸せの場に立ち会えたことの喜びと、ふたりからの感謝の気持ちが染み込んでいくんです。
そう考えると、エンドロールってとても素敵な演出ですよね!
お見送りの準備時間が取れる
エンドロールの上映中に、ゲストを送賓するための準備時間が取れることもメリットになります。
新郎新婦が退場してそのままお見送りになると、どうしても準備にバタバタしてしまいますよね。
あまり長い時間待たせてしまうと、ゲストを飽きさせてしまうかもしれません。
また、新郎新婦も無事に1.5次会を終えることができて、一息つく時間も欲しいでしょう。
気持ちの切り替えと次の準備という理由からも、エンドロールでワンクッション置くのはおすすめです。
自分たちの記念になる
エンドロールは会場で上映するだけで終わりではありません。手元に残るものなので、自分たちの結婚式の記念にもなります。
特に、撮って出しのエンドロールは、結婚式当日を振り返ることができる思い出のDVDに。
写真のアルバムよりも、エンドロールを繰り返し見るというカップルは意外に多いんですよ!
ディスクが手元に残るので、二次会や別日のお祝い会などで上映することも可能です。
1.5次会のエンドロールのデメリット
エンドロールのデメリットは、次の2つが考えられます。
- 費用がかかる
- 自作は手間がかかる
特に、撮って出しのエンドロールは、当日のスタッフの手配や編集の手間を考えると、費用が掛かるのは否めません。
演出の一つになり、記念品としてカタチに残るという点を天秤にかけて、やるかやらないかどちらが自分たちにとってメリットが大きいかを考えて決めましょう。
自作すれば費用はかなり抑えられますが、制作の手間がかかります。
早めに準備をし始めればいいですが、ギリギリになってから作る場合、間に合わない可能性も考えられるでしょう。
1.5次会でエンドロールを用意するときの注意点
最後に、1.5次会でエンドロールを用意するときの注意点を、3つ紹介します。
・自作や持ち込みは必ず事前に上映チェックする
・ゲストの名前の順番や間違いに気を付ける
・上映時間は5分以内に収める
自作や持ち込みは必ず事前に上映チェックする
事前に作成しておくタイプのエンドロールは、自作と業者制作を問わず、必ず事前に会場の映像機器で流せるかチェックしましょう。
特に自作の場合は、作成したパソコンやスマホでは見れても、式場の映像機器だと映らないというケースが少なからずあります。
また、映るけれど音声が聴こえない、スクリーンに対して映像が小さいといったトラブルも。
問題があった場合は修正する時間も必要なので、早めに制作してチェックしておくと安心です。
ゲストの名前の順番や間違いに気を付ける
エンドロールでゲストの名前を流すときは、順番や名前の文字の間違いに気を付けましょう。
名前の順番は、最初に、新郎側の主賓から、職場関係、友人、親族、家族と続き、次に新婦側を同じ順番で並べるのが一般的です。
友人で同列の場合は、あいうえお順にすれば差し障りありません。
一番失礼なのは、名前の文字の間違いです。
間違って覚えていることもあるので、必ず返信ハガキなど本人が書いたもので確認して、正しい名前を記載するようにしましょう。
上映時間は5分以内に収める
上映時間を3分~5分以内に収めることも大切です。
あまり長いとゲストが飽きてしまって、せっかくの感動が薄れてしまいかねません。
ふたりもゲストが飽きてしゃべり始めたり、席を立ってトイレに行ったりされたら残念ですよね。
特に、自作の場合はこの写真もあの写真もと、ついつい長くなってしまう場合も多いです。
自分たちが見せたい映像より、ゲストが気持ちよく見てくれる長さを心掛けて、エンドロールを用意しましょう。
まとめ
1.5次会でも、新郎新婦が退場した後にエンドロールを流すことで、改めて感謝の気持ちを伝えることができます。
また、上映時間をお見送りの準備にあてたり、エンドロールを自分たちの記念のDVDとして残せたりと、メリットも多いです。
撮って出しのエンドロールは費用がかかりますが、前撮り写真や思い出の写真を使った自作エンドロールなら、費用を抑えることもできます。
エンドロールの上映は、1.5次会をさらに感動的なものにしてくれるので、ぜひ検討してみてくださいね!
- « 前のブログを見る 披露宴なしで1.5次会を開くのもあり?それぞれの特徴や違いは?
- 次のブログを見る » 1.5次会を夜に行うメリット・デメリットやおすすめの演出は?