妊婦が結婚式二次会への参加で気を付けることは?必要な準備や服装の選び方
2024.11.16
結婚式二次会に招待してもらって嬉しいけれど、妊娠中に出席してもいいのか迷うという方は多いでしょう。
普段とは体質が変わってしまっている時期に、何かあったらと不安になる方は少なくありません。
そこで今回は、妊娠の時期ごとのポイントや、結婚式二次会に出席するときに気を付けることをまとめました。
妊娠中のお呼ばれ服についても解説しているので、「妊婦だけど出欠をどうしようか迷っている」「参加するつもりだけど注意することを知りたい」と言う方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
妊婦でも結婚式二次会に参加してもいい?
妊婦でも結婚式二次会に参加する方はいるので、妊娠中だからといってダメなわけではありません。
ここでは、妊娠の時期ごとの一般的な状況や気を付けることを紹介します。
- ・妊娠初期(1~4か月)
- ・妊娠中期(5~7か月)
- ・妊娠後期(8~10か月)
妊娠初期(1~4か月)
妊娠初期は週数で考えると、15週目くらいまで。つわりや妊娠特有の倦怠感で体調不良を感じている方が多い時期です。
お腹はまだふくらんでおらず、周囲の人に気付かれにくいため、つい無理をしてしまう方も少なくありません。
安定期に入るまでは流産もしやすいので、安全策を取って欠席するのもよいでしょう。
出席の回答をした後に妊娠が分かった場合も、返事をしてしまったからと無理をするのは禁物です。
妊娠中期(5~7か月)
妊娠中期は16~27週くらいで、安定期に入る時期。一般的にはつわりがおさまり、少しづつお腹が目立ち始めます。
妊娠期間の中では、比較的いろいろと動きやすい時期でもあります。
そのため、二次会への参加だけでなく、この時期に結婚式を挙げる方も少なくありません。
しかし、安定期だからと言って大丈夫とは限らないので、自分の体調や状況を把握したうえで、周りにも相談して決めましょう。
妊娠後期(8~10か月)
妊娠後期は、28~39週にあたり、いつ出産してもおかしくない時期になります。
いくら順調だとしても、無理をしないことが大切です。
大きいお腹での移動は大変なので、行き帰りの送迎をしてもらったり、立食でも専用のイスを用意してもらったりと、体調を気遣った行動をしましょう。
二次会会場が遠方の場合は、出先で何かあると大変なので断る勇気も必要です。
妊婦が結婚式二次会に参加するときに気を付けること
体調が良さそうだからと結婚式二次会への参加を決めても、直前で体調を崩したり二次会中に気分が悪くなったりすることもありえます。
ここでは、妊娠中に二次会に参加するときに気を付けることをまとめました。
- ・無理をしない
- ・新郎新婦や仲の良い友人に伝えておく
- ・何かあったときの対策を考えておく
- ・欠席する可能性も伝えておく
無理をしない
一番大切なのは、絶対に無理をしないこと。
自分の体調やちょっとした変化に敏感になり、少しでも気になることがあったらすぐに判断できるように心掛けておくことが大切です。
「せっかく来たのだから」「新郎新婦に迷惑をかけたくないから」と無理をした結果、母体や赤ちゃんに何かあったら意味がありません。
周りへの気遣いも大切ですが、妊娠中は自分と赤ちゃんの健康を最優先に考えましょう。
新郎新婦や仲の良い友人に伝えておく
新郎新婦や仲の良い友人に、妊娠中であることを伝えておくことも大切です。
新郎新婦に伝えておけば、妊婦でも食べられる料理メニューにしてくれたり、負担の少ない椅子やクッション、ブランケットなどを用意してくれたりと気遣ってもらえます。
配席を決めるときも、混雑せずにゆったり座れる場所を用意してくれたり、お手洗いや外に出やすい位置にしてくれたりもするでしょう。
また、友人に伝えておくことで、体調を崩さないように配慮してくれたり、万が一体調が優れない時もフォローしてくれたりしてくれます。
気にかけてくれてると分かるだけでも、安心して二次会に参加できますよ。
もし、安定期前でまだ周りに知られたくないという場合は、新郎新婦と会場側のみに伝えておくことはしておきましょう。
何かあったときの対策を考えておく
万が一のことを考えて、何かあったときの対策を考えておくことも大切です。
家族には、すぐ迎えに来てもらえる体制を取っておいてもらうとよいでしょう。
二次会会場が遠方になる場合は、近くの産婦人科や夜間でも産婦人科医が常駐している総合病院を探しておくと安心です。
体温調整できる羽織ものやタオル、ミントタブレットなどの気分転換できるもの、母子手帳や健康保険証など、持ち物も万が一のことを考えて用意しておきましょう。
欠席する可能性も伝えておく
一般的に安定期と言われる時期でも、体調不良が続く方もいます。
出席の返事をしたときは良くても、直前に体調不良になるケースもあるでしょう。
妊娠中は、普段以上に体調の変化が考えられるので、欠席の可能性も考えておくことが大切です。
新郎新婦に欠席の可能性も含めて伝えておけば、実際に欠席することになっても快く受け入れてくれるでしょう。
二次会の場合は、参加人数で会場へ支払う金額が決まることが多く、人数変更の締切りを過ぎるとキャンセルができません。
その点も配慮して、確認や調整をしてもらうこともできます。
妊娠中のお呼ばれドレスを選ぶポイント
最後に、妊娠中に結婚式二次会に出席するときのお呼ばれドレスを選ぶポイントを3つ紹介します。
- ゆったりしたドレスを選ぶ
- ヒールのない靴を選ぶ
- 羽織ものを用意する
ゆったりしたドレスを選ぶ
妊娠中は、締め付けのないゆったりしたドレスを選びましょう。
あまり早くから用意してしまうと、二次会当日でどのくらいお腹が膨らんでいるかわかりません。
なるべく近い時期に選ぶと、自分に合ったサイズのドレスを用意できるでしょう。
最近では、レンタルドレスでもマタニティ用のドレスをたくさん扱っているので、一度きりであればレンタルするのもおすすめです。
生地感や丈感も配慮して作られているので、安心して着られますよ。
ヒールのない靴を選ぶ
ヒールのあるパンプスは不安定なだけでなく、負担が掛かり過ぎてしまいます。
ヒールのないフラットなシューズや、ローヒールのパンプスなど、安定感があって疲れにくい靴を選びましょう。
長時間歩いたり立ったりしていると、足もむくみやすく靴がきつくなってしまいます。
少し余裕のあるサイズを選ぶことも、負担を減らすポイントです。
羽織ものを用意する
暑さ寒さが調整できるように、羽織ものを用意しておくのも大切です。
夏でも室内は冷房が効いていて、寒く感じることもあります。
春や秋でも天気によって冷え込んだり、じっと座っていることで寒気がしたりすることもあるでしょう。
出かけるときはちょうどよいと思っても、必ず羽織ものは用意しておきましょう。
まとめ
妊婦でも、時期や体調によっては、結婚式二次会に参加しても問題ありません。
妊娠初期は体調が不安定だったり、後期は出産が近くて不安だったりするので、欠席するケースも多いです。
しかし、妊娠中期の安定期で体調も落ち着いているのであれば、二次会への参加だけでなく自身の結婚式を開催する方もいます。
ただ、妊娠中は普段と違ってちょっとしたことでも体調が変化しがちです。
周りの協力も得つつ、無理はしないこと。
そして、何かあったときには、すぐに対応できるよう準備しておくことも大切です。
また、ゆったりしたマタニティドレスを着て、安定感のあるフラットやローヒールシューズを履くなど、負担の少ない服装選びも欠かせません。
違和感があったら欠席や途中退場することも念頭に置きつつ、しっかり準備をして結婚式二次会を新郎新婦や友人たちと楽しみましょう!
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