1.5次会で人前式を行うときの方法や流れは?おすすめの演出も紹介
2024.12.14
結婚式というと挙式披露宴をイメージする方が多いですが、最近ではもっとカジュアルに楽しみたいと、披露宴よりもくだけた雰囲気の1.5次会が人気です。
挙式もゲストと一体感を持てるスタイルがいいと、人前式を選ぶカップルが増えています。
また、海外挙式のアフターパーティとして1.5次会を行う場合も、あらためて誓い合う姿を見せたいと宴中に人前式を取り入れる方も少なくありません。
そこで今回は、1.5次会を行うときの方法や流れについて解説します。
人前式を盛り上げるおすすめの演出も紹介するので、1.5次会でどう人前式を行うか知りたい方だけでなく、これから結婚式を考える方もぜひ参考にしてくださいね!
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
1.5次会で人前式を行うのがおすすめのケースは?
1.5次会とは、披露宴と二次会の中間になるお披露目パーティこと。
カジュアルなお披露目パーティを行いたい方だけでなく、海外挙式後のアフターパーティや家族婚と別にお披露目したい方にも人気のスタイルです。
ゲストと近い距離で楽しめるのが1.5次会の魅力のひとつで、その流れから挙式スタイルに人前式を選ぶカップルも少なくありません。
1.5次会は必ず挙式とセットではありませんが、人前式を行うのがおすすめのケースには、次のような方が当てはまります。
- ・海外挙式で結婚式を済ませた後に、アフターパーティを行う
- ・家族婚で挙式を済ませた後に、友人を招いて1.5次会を行う
- ・フォトウェディングと1.5次会のみで、結婚式を行う予定がない
- ・結婚式をせず、1.5次会のみ行うつもりでいる
- ・子供が生まれた後に、お披露目のパーティを行いたい
キリスト式や神前式が神様に向かって誓いを立てるのに対し、人前式はゲストに向かって誓いを立てるスタイルです。
すでに結婚式を終えていたり、かしこまった結婚式を行う気がなかったりする方も、1.5次会で人前式を行うことでゲストとの絆がより深くなるはず。
チャペルや神社など、特別な場所がなくても人前式を行えるので、アットホームな結婚式にしたい方にもおすすめです。
1.5次会で人前式を行う方法と流れ
ここでは、1.5次会で人前式を行う方法と、式の流れについて解説します。
- ・1.5次会の前に人前式を行う場合
- ・1.5次会の中で人前式を行う場合
- ・人前式の流れ
1.5次会の前に人前式を行う場合
1.5次会の前に人前式を行う場合は、挙式披露宴と同じような流れが基本です。
専門式場やゲストハウスなど併設のチャペルやガーデンがある施設では、そちらで人前式を行った後にパーティ会場で1.5次会を行います。
人前式後には、アフターセレモニーとして、フラワーシャワーやバルーンリリースなども楽しめるでしょう。
人前式と1.5次会を別々に行うことで、メリハリのある結婚式にすることができます。
1.5次会の中で人前式を行う場合
人前式は、1.5次会のパーティ中に行うことも可能です。
宴中人前式とも呼びますが、たいていはパーティの初めに人前式を行い、そのまま1.5次会へと進んでいきます。
パーティ仕様になっている会場内で行うので、チャペルやガーデンや行う場合よりもさらにラフな雰囲気になりやすいです。
1.5次会の演出のひとつとして考えることもできるので、わざわざ挙式するのは恥ずかしいという方も受け入れやすいでしょう。
人前式の流れ
基本的な人前式の流れは、次の通りです。
- 新郎新婦の入場
- 開式宣言
- 誓いの言葉
- 指輪の交換
- 結婚証明書への署名
- 結婚の成立宣言
- 閉式の言葉
- 新郎新婦退場
宴中人前式の場合は、新郎新婦が退場せずにそのままパーティスタートになります。
1.5次会で行う人前式におすすめの演出
1.5次会を選ぶカップルには、かしこまった雰囲気ではなくゲストと近い距離で楽しみたいという方が多いです。
そのため、ここでは、ゲスト参加型で一緒に楽しめる人前式の演出を5つ紹介します。
- ・ブーケ・ブートニア
- ・ゲスト参加型の誓いの言葉
- ・サンドセレモニー
- ・オリジナルの結婚証明書
- ・リボンワンズ
ブーケ・ブートニア
ブーケ・ブートニアは、新郎新婦のプロポーズの儀式です。
人前式が始まる前にゲストに一輪ずつ花を持ってもらい、新郎は入場時にそれを集めて花束にします。
新婦が入場し新郎のところまで来たら、新郎はプロポーズの言葉とともに花束を新婦に。
新婦は、花束の中から一輪新郎に渡すことで、プロポーズの返事をするというものです。
「結婚してください」の意味を持つ12本のバラを用意するケースが多いですが、花や本数に決まりはありません。
また、新郎に渡す花はそのままだと胸ポケットに入らないので、事前に加工したものを用意しておくとスムーズです。
ゲスト参加型の誓いの言葉
人前式の中で新郎新婦が誓いの言葉を読み上げるシーンがありますが、ゲストの問いかけに答える誓いの言葉にすると、ゲスト参加型の演出ができます。
例えば、新郎の友人が新婦にお願いしたいことを述べ、新婦がそれに答えます。
次に、新婦の友人が新郎にお願いしたいことを述べ、新郎がそれに答えるといった流れです。
大切なゲストの前で、問いかけに答えるかたちで誓いを立てることで、より一層お相手を大切にしようという気持ちが沸き上がるでしょう。
サンドセレモニー
サンドセレモニーは、ガラス瓶にいろいろな色の砂を少しずつ入れて、オリジナルの模様をつくるもの。
受付時にゲストに思い思いに砂を入れてもらい、式中に新郎新婦が残りの砂を入れて完成させます。
他にはないサンドアートが、ふたりの結婚の記念として残るため、結婚証明書に代わる証として行う方も多いです。
どのような模様になるかは完成しないと分からないため、新郎新婦はゲストがどんな感じで行っているのかワクワクして式に臨めるでしょう。
式後にふたりの新居に飾ることも考えて、色選びをするのも楽しいはず。
流れとしては、誓いの言葉の後にサンドセレモニーを入れるのがおすすめです。
オリジナルの結婚証明書
よくある結婚証明書は、台紙に日付や名前をサインする用紙が貼ってあるものですが、オリジナルの結婚証明書を用意するのもおすすめです。
例えば、ハート形や星型のウッドチップにゲストが名前やメッセージを書き、透明のフレームに入れるウェディングドロップス。
紙に木の幹だけが描かれていて、ゲストにインクを付けた指をスタンプしてもらい、木を茂らせていくウェディングツリーなど。
最後に、ふたりが記入したチップを投入したり、スタンプを押したりして完成させて、式中に披露します。
これらの演出もゲスト全員が参加できるため、みんなから祝福されたという思い出とともに、かけがえのない結婚証明書になるでしょう。
リボンワンズ
リボンワンズは、スティック状の先端にリボンや鈴をつけたもので、新郎新婦の入退場時や拍手の場面などで使うウェディングアイテムです。
ふたりを祝福するために、リボンを振ったり鈴を鳴らしたりします。
宴中人前式の場合は、フラワーシャワーができないケースもあるので、その代わりにリボンワンズを使うのもおすすめです。
フラワーシャワーで花びらを撒く理由には、花の香りで周りを浄化し、幸せをねたむ悪魔や災いから新郎新婦を守るためとされています。
同じように、鈴の音も魔除けになると考えられているので、ふたりの周りを清めながら祝福できるアイテムとなるわけです。
人前式だけでなく、パーティ中も使うことができるので、1.5次会を盛り上げるのにもよいのではないでしょうか。
まとめ
今回は、1.5次会で人前式を行う方法や流れについて解説してきました。
人前式は新郎新婦がゲストと向き合って行うため、「アットホームなパーティにしたい」「ゲストと近い距離で楽しみたい」と1.5次会を選ぶカップルにもぴったりの挙式スタイルです。
今回おすすめした人前式の演出は、どれもゲスト参加型で行うものなので、より一層親近感があり絆が深まる挙式になるでしょう。
ぜひこの記事も参考に、ふたりとゲストにとって思い出深い人前式や1.5次会を作り上げてくださいね!
- « 前のブログを見る お披露目パーティをカジュアルに行うには?メリットデメリットや成功のコツも