ウェディングパーティで人気の1.5次会とは? 基本や選ぶポイントを解説
2025.02.03
1.5次会とは、披露宴よりもカジュアルで、二次会ほどくだけすぎないウェディングパーティのこと。
「堅苦しい雰囲気にしたくない」「ゲストと楽しい時間を過ごしたい」といったカップルに人気のお披露目スタイルです。
そこで今回は、「1.5次会ってどこで何をやるの?」「どんな雰囲気のパーティなの?」といった疑問にお答えしていきます。
結婚式をやるか迷っている方、カジュアルなパーティに憧れのある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
もっと詳しいプロフィールを見る↓ https://motofoto.info/#staff
ウェディングパーティに1.5次会を選ぶ理由
ウェディングパーティとは、形式ばらない自由なスタイルのお披露目パーティのこと。
1.5次会は、披露宴でも二次会でもない中間的なイメージから、カジュアルなパーティを好むカップルに人気のスタイルです。
披露宴や二次会との違い
披露宴では、家族や親族、会社関係や友人などを招待して、ふたりの結婚の報告と感謝の気持ちを込めて豪華な料理などでゲストをおもてなしします。
一方、二次会は、披露宴に呼べなかった友人や親しい同僚を招待し、余興やゲームなどで盛り上がりながらゲストとの交流を深めるパーティです。
1.5次会は、きちんとおもてなしをしながらゲストとの交流も楽しめる、披露宴と二次会のいいとこどりをしたようなスタイルと言えるでしょう。
1.5次会がおすすめなカップル
1.5次会は、次のようなカップルにおすすめです。
- ・堅苦しいのは苦手
- ・ゲストと同じ目線で楽しみたい
- ・カジュアルにしたいけど、しっかりおもてなしもしたい
- ・海外挙式後にお披露目パーティをしたい
- ・家族婚と別で友人中心のパーティをしたい
ひとつでも当てはまるものがあれば、1.5次会を検討してみるとよいでしょう。
1.5次会の基本形式
1.5次会には、特に決まった形式がありません。
しかし、すべてを自由に決めていいと言われても難しいですよね。
1.5次会にも一般的な基本のスタイルがあるので、ここでは次の3つのポイントに絞って解説します。
- 場所
- ご祝儀制と会費制
- 料理の提供スタイル
場所
1.5次会を行う場所は、ゲストと近い距離で楽しめるパーティができるところを選ぶとよいでしょう。
貸し切りのできるゲストハウスでは、アットホームな雰囲気の中で人目を気にせずに過ごせます。
ガーデン付きの会場では、庭での人前式や立食ブッフェなど、非日常感を楽しめるパーティが可能です。
「料理にこだわりたい」「カジュアルに楽しみたい」という方には、レストランやカフェでの1.5次会もおすすめ。
ホテルの宴会場だとかしこまった雰囲気になってしまいますが、併設のレストランなら堅苦しい雰囲気にならずに1.5次会を行えます。
遠方ゲストがいる方は、宿泊施設も利用できて便利でしょう。
ほかにも、公園やビーチ、キャンプ場など、自分たちの趣味やテーマに合わせて、選ぶことができます。
ご祝儀制と会費制
披露宴はご祝儀制、二次会は会費制が一般的ですが、1.5次会ではとくに決まっていないので、どちらを選んでも問題ありません。
ご祝儀制にした場合は、着席フルコースの豪華な料理に引出物の用意など、金額に見合うおもてなしが必要です。
披露宴よりもカジュアルな内容にしたいけれど、ゲストへのおもてなしはきっちりしたい方にはご祝儀制がよいでしょう。
会費制は、新郎新婦が会費の金額を決めることになります。
立食スタイルで歓談中心のパーティにするなど、よりカジュアルでアットホームな雰囲気にしやすいでしょう。
また、会費制は事前に予算を把握できるので、費用で悩まずに済むのもメリットです。
料理の提供スタイル
1.5次会の料理の提供スタイルは、披露宴のように着席のフルコースだったり、二次会のように立食ブッフェだったりさまざまです。
例えば、最初のオードブルやデザートはブッフェスタイルで、メイン料理はコースのように席に運んでもらうようにしてもかまいません。
1.5次会に親族や会社関係の方も呼ぶ場合、おもてなし感もありつつゲストと近い距離で楽しめる時間も多く取れるのでおすすめです。
また、席をフリーにするスタイルもありますが、目上の人や年配の方が多い場合は、席次表を用意して着席スタイルにした方が親切でしょう。
1.5次会の雰囲気
次に、1.5次会の一般的な雰囲気を紹介します。
- 挙式
- 新郎新婦の衣装
- ゲストの服装
- 演出
挙式
1.5次会では、ゲストと向かいあって行う人前式を選ぶカップルが多いです。
教会式や神前式は進行が決まっていますが、人前式はオリジナルの演出を入れることもできます。
そのため、家族やゲストとの触れ合いを大切にしたい新郎新婦におすすめと言えるでしょう。
1.5次会を選ぶカップルには、海外などのリゾート地で挙式を行い、改めてお披露目の場としてパーティを行うケースも多いです。
また、挙式を行わずに、フォトウェディングと1.5次会の組み合わせを選ぶカップルもいます。
新郎新婦の衣装
新郎新婦の衣装は、タキシードとウェディングドレスが多いです。
披露宴ではお色直しを行うことがほとんどですが、1.5次会ではお色直しをしないケースも少なくありません。
また、1.5次会では新郎新婦が座りっぱなしでいることが少なく、ゲストの元でおしゃべりをしたり一緒に料理を取りに行ったりと動くことが多いでしょう。
そのため、あまり広がりのないエンパイアやストレートラインのドレスのように、身動きのしやすいデザインが人気です。
なかには、婚礼衣裳ではなく、新郎はラフなスーツ、新婦はワンピースドレスなど、かなりカジュアルダウンした衣装を選ぶケースもあります。
ゲストの服装
ゲストの服装は、一般的な披露宴では男性はブラックスーツやダークスーツ、女性はパーティドレスや振袖、訪問着を着るのがマナーです。
1.5次会の場合も、特に指定をしなければ披露宴のマナーに合わせた服装をしてくるでしょう。
もう少しカジュアルな雰囲気にしたい場合は、「平服でお越しください」と招待状に添えるのがおすすめです。
平服とは正礼装や準礼装よりも格の下がる服装のこと。
男性はスーツに明るい色を差し色に、女性はワンピースやスーツなど、上品だけれどかしこまりすぎない服装で参加するので、1.5次会の雰囲気自体がカジュアルになるでしょう。
演出
1.5次会では、ゲストと一緒に楽しめる演出が喜ばれます。
ガーデンでは、フラワーシャワーやバルーンリリース、地域によってはお菓子まきも人気です。
フォトブースを作って、新郎新婦とゲストで写真を撮ったり、ふたりが各テーブルを周って写真を撮るフォトラウンドも盛り上がります。
二次会のように、ビンゴゲームやクイズなどを取り入れるのもありです。
1.5次会の魅力は、ゲストと近い距離で楽しめること。
演出にもゲストと一体になって楽しめる内容を盛り込むとよいでしょう。
まとめ
1.5次会は、かしこまった雰囲気は苦手だけど、きちんとおもてなしをしたいと考えるカップルにおすすめのスタイルです。
進行や内容に決まった形式はありませんが、今回は一般的な1.5次会のスタイルについて解説してきました。
自分たちの結婚式のスタイルに迷っていたら、1.5次会を検討してみてください。
「アットホームなパーティにしたい」「ゲストに楽しんでもらいたい」という方は、1.5次会で自分たちらしいウェディングパーティを行いましょう!
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