【1.5次会のやり方】何から決める?必要な準備物やよくある疑問まで解説
2024.05.24
披露宴ほどかしこまらず二次会ほどカジュアルすぎない1.5次会は、海外挙式の方や挙式を行わない方、披露宴と二次会をまとめて行いたい方などに人気のスタイルです。
しかし、「1.5次会のやり方が分からない」「何を準備したらいいの?」と悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回は、1.5次会のやり方や準備するもの、よくある疑問について解説していきます。
ゲストに「楽しかった!」と言ってもらえるように、ポイントを押さえてしっかり準備していきましょう。
【モトフォト代表・ヒロセモトヒロ】
カメラマン歴10年。
結婚式/家族婚/1.5次会/二次会を撮影し、他にもプロフィール写真やプロフィール写真や七五三など人生の大きなイベントの撮影は1,000組以上。
滋賀県出身。4歳の娘のパパ。182cmと高身長で野球部。犬派。管理栄養士免許も持っている。高校生の頃から趣味として打ち込んでいた写真撮影の魅力に惹かれ、プロカメラマンとして起業。
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1.5次会のやり方|披露宴との違いとは?
1.5次会は披露宴ほど堅苦しくなく、比較的カジュアルな雰囲気のお披露目パーティです。
どちらも新郎新婦が主催となって開催するため、やり方は披露宴とさほど変わりませんが、披露宴よりも自由度が高く、オリジナリティのあるパーティを作れます。
1.5次会を行う時はコンセプトを最初に決めておくと、準備もスムーズに進められるでしょう。
招待客の顔ぶれが決まると、目上の方が多い場合はかしこまった雰囲気に、友人が中心の場合はカジュアルにと、内容を決めやすくなります。
また、1.5次会のスタイルに馴染みのない方もいるため、ご両親や年配の方などにはしっかり趣旨を説明しておくことも大切です。
最初に決めておく3つのポイント
1.5次会を開催するためには、最初に決めておくことが3つあります。
1.5次会の雰囲気や予算、おもてなしのスタイルを決める大切なポイントなので、十分に検討しましょう。
①会場を決める
1.5次会の開催場所の候補としては、次のようなところが挙げられます。
・ホテル
・専門式場やゲストハウス
・レストラン
ホテルは大小さまざまな規模の会場があり、少人数から大人数まで幅広い対応が可能です。
1.5次会でもかしこまった雰囲気にしたい新郎新婦には、格式や質の高いサービスが期待できるホテルがおすすめ。親族や目上の方にも、満足してもらえるでしょう。
専門式場やゲストハウスは、結婚式を行う設備が整っていて、取り入れられる演出のバリエーションも豊富です。貸切会場ではプライベート感も味わえるため、非日常感を求める方におすすめ。
ガーデンやプール付きの会場では青空の下でパーティを楽しむなど、開放感のある1.5次会が楽しめるでしょう。
料理にこだわりたい方は、レストランでの1.5次会がおすすめです。高級感のあるレストランからカジュアルなカフェまで、自分たちがこだわり抜いたお店が選べます。
進行にあまり懲りすぎず、ゆっくりと食事と会話を楽しむことができるでしょう。
②ご祝儀制か会費制かを決める
1.5次会には、ご祝儀制と会費制の2つのスタイルがあります。披露宴ではご祝儀制が一般的ですが、費用面から1.5次会では会費制を選ぶ方も多いです。
ご祝儀制の場合、金額は披露宴と同等になるため友人や同僚は30,000円が相場になり、会費制の場合は相場が10,000円~10,500円で、金額は新郎新婦が決めます。
ある程度かしこまった雰囲気でしっかりおもてなししたい場合はご祝儀制を、予算を抑えてカジュアルな雰囲気にしたい場合は会費制にしましょう。
③食事の提供スタイルを決める
食事の提供スタイルによっても、1.5次会の雰囲気や費用が異なります。
親族や目上の方が多い場合は、着席でのコース料理がおすすめです。席の移動がないためゲストの負担が少なく、しっかりとおもてなしができます。
着席でのコース料理の場合、費用面からご祝儀制にすることが一般的です。
着席にしつつカジュアルな雰囲気にしたい方には、着席でのビュッフェスタイルがおすすめ。予算が抑えられるため、会費制で開催できます。
着席の場合、コース料理の一部をビュッフェにする方法もおすすめです。しっかりもてなしつつ、ある程度自由な雰囲気も取り入れた1.5次会になるでしょう。
もっとカジュアルにフリースタイルで楽しみたい方には、立食でのビュッフェがおすすめです。自由な雰囲気でも進行をしっかり決めることで、メリハリのある1.5次会になります。
1.5次会に必要な準備物は?
1.5次会をどのように行うかによって、準備するものの内容も変わってきますが、主に次の5つが挙げられます。
・招待状
・新郎新婦の衣装
・ペーパーアイテム
・ギフト
・会場の装飾やBGM
順番に何を準備したらいいか、確認していきましょう。
招待状
1.5次会の場合も、披露宴と同じように招待状を用意しましょう。デザインや文面は、披露宴よりはカジュアルなテイストで構いません。
最近では、WEBで送る招待状を取り入れる新郎新婦も増えています。
招待客の顔ぶれによっては、すべてWEBで行うのが心配になることもあるでしょう。招待状を紙で送り出席の返事をWEBでもらうなど、うまく取り入れることで準備がスムーズにできますよ。
新郎新婦の衣装
新郎新婦の衣装に決まりはないので、結婚式を意識するならタキシードとウエディングドレスを、カジュアルに楽しみたいならフォーマルなスーツとワンピースでも問題ありません。
1.5次会だと衣装に迷うゲストも多いため、自分たちの衣装に合わせてドレスコードを決めて、招待客にしっかり伝えておくことが大切です。
ペーパーアイテム
着席スタイルの場合は、席次表や席札の準備も必要です。
立食スタイルでも、ある程度テーブルやイスを用意しておき、グループごとに場所を決めておくケースもあります。
その場合は、テーブルナンバーやグループが分かるアイテムを用意しましょう。
ギフト
ギフトは、ご祝儀制か会費制かで準備するものが異なります。
ご祝儀制の場合は、披露宴と同じように引き出物と引き菓子の用意が必要です。お見送り時のプチギフトも、あった方がいいでしょう。
会費制の場合は、引き出物や引き菓子は用意せずに、プチギフトのみで大丈夫です。
会場の装飾やBGM
受付やウェルカムスペースには、ウェルカムボードやふたりの記念品、趣味のグッズなどを飾ると、1.5次会が始まるまでの間もゲストに楽しんでもらえます。
1.5次会も会場装花を用意する方が多いですが、予算を抑えるために飾りを自分たちで用意したり、海外挙式の方は写真を飾ったりと、オリジナルの装飾もおすすめです。
新郎新婦の入退場やケーキカットなど、進行に合わせたBGMも準備しましょう。BGMにこだわることで、より自分たちらしい1.5次会になりますよ。
装飾品やBGMは、会場によってルールや持ち込み方法が決まっているので、事前に確認しておきましょう。
1.5次会のやり方でよくある疑問
最後に、1.5次会のやり方でよくある疑問について解説していきます。
準備を始めるタイミングはいつ?
1.5次会を行いたい時期の6ヶ月前には検討を始めると、打ち合わせや準備などを落ち着いて進められます。
まずは、招待する顔ぶれや規模、どのような雰囲気にするかなどを決め、会場探しをしていきましょう。4~6ヶ月前には1.5次会の会場を決めて、招待客にも打診しておきます。
ご祝儀制か会費制か、ドレスコードはあるのかなども、早めに招待客にも伝えておけば、ゲストも安心して準備を進められるでしょう。
幹事や司会は決めた方がいい?
1.5次会の主催は新郎新婦になるため幹事は必要ありませんが、パーティをスムーズに進行するには司会者が必須です。
司会者はプロに依頼してもいいですし、カジュアルな雰囲気なら友人に頼んでもいいでしょう。
ただし、友人にもパーティを楽しんでもらいたい、臨機応変に対応してもらいたいという方は、プロの司会者に依頼することをおすすめします。
お車代や宿泊費は負担する?
お車代や宿泊費の負担は、1.5次会がご祝儀制か会費制かで異なります。
ご祝儀制の場合は、披露宴と同じように新郎新婦が全額もしくは一部を負担するケースが多いです。
会費制の場合は、披露宴よりもカジュアルに予算を抑えたパーティにしていることから、新郎新婦が負担するケースは少ないです。
会費制であることを案内する時に、遠方の方にはお車代や宿泊費は負担しないことを伝えたうえで、出席してもらえるか打診するといいでしょう。
まとめ
1.5次会は、披露宴ほどかしこまらない、カジュアルなお披露目パーティになります。しかし、幹事が準備する二次会とは異なり新郎新婦が主催のため、やり方は披露宴とほぼ同じです。
まずは、開催場所や食事のスタイル、ご祝儀か会費制にするかを決め、全体のイメージを固めてから準備を進めていきましょう。
メリハリのある1.5次会にするには司会者が必須で、招待状やペーパーアイテム、ギフトなどもきちんと用意することで、おもてなし感のあるパーティになります。
1.5次会のやり方をしっかり押さえて、一生思い出に残る素敵なパーティにしましょう!
「motofoto」では、10数年以上にわたって1,000組以上の結婚式や1.5次会、2次会の撮影をしてきた経験もあるため、1.5次会の準備や内容なども気軽に相談してくださいね。
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